青島大学 国際文化科3年 田中夏帆 <3号 2019年7~8月>

夏休みの過ごし方

 夏休みは一時帰国をしました。その間、インターンシップに参加するか悩みましたが、申し込むための中国のネット環境の悪さと、一度昨年に行ったということもあり、今年の夏休みはインターンシップの申し込みはしませんでした。地元の友人や、後期から留学に行く友人と会ったり、運転免許の更新、山口県立大学生が参加する地域共同企画や、TOEIC 受験、2 年生の時に運営リーダーをした国際活動に参加したりして過ごしました。


国際交流活動のお手伝い

地元で友人と流星群観察

パスポートについて

 私のパスポートは留学終了前に有効期限が切れるため、夏休みに更新をしました。前期の始まりに青島大学の先生と一緒に、居留許可書を取りに行ったのですが、パスポートを更新することによってそれが無効になってしまうので、青島大学の担当の先生とよくやりとりをしておくことが必要でした。パスポートを更新して何日後、入国して何日後に申請しなければならないなどの決まりが色々あるようなので、気をつけなければなりませんでした。

前期の友人との交流

 前期に仲良くなった各国の留学生たちと頻繁にテレビ電話で、お互いの国や地域の風景や食べ物を紹介し合ったりしていました。中国を始め、韓国、タイ、ネパール、フランスなどさまざまな国の友人と夏休みも話すことができたのはとても楽しかったです。夏休みは、ほぼ毎日のようにグループ電話をしていました。いつか、彼らの国を訪れたり、彼らが日本に来たときに案内したいです。

新しい友人

 日本にいると、前期の友人と連絡する以外は中国語を使う機会がないため、私は早めに中国に戻りました。夏休みの間に1か月程度、青島では青島ビール祭りがあります。私が中国に戻ったときにはすでに終わっていて、参加することはできませんでしたが、写真などを見ると一度は行ってみたかったなと思いました。
 また韓国の高校から1か月間中国語を学びに来ている高校生が同じ寮で生活しており、交流する機会がありました。韓国の女子高生たちのエネルギッシュな若さに圧倒されましたが、楽しかったです。

留学生の友人、韓国の高校生たちと KTV

紛失物

 寮に戻ってくると、物が失くなっていることがわかりました。ある友人は前期のルームメイトが間違って持って帰っていたのですが、私の後期から一緒になるルームメイトの物も謎に失くなっていました。聞くところによると、中国ではよくあることで、掃除のおばさんなどが勝手に部屋に入ってくることもあるそうです。また、逆に物が増えていることもあります。私は今学期からのルームメイトより少し早く中国に戻ってきました。部屋の中に身に覚えのない段ボール箱があったので、ルームメイトのものかと思い、彼女が戻ってきたときに聞いてみると、そうではありませんでした。なので、あまり、自分の部屋だからといって安心はしない方がいいです。一時帰国の時だけでなく、部屋を空けるときなど、貴重品は持って行くか、しっかり隠しておくことが必要です。留学前にインターネットに「南京錠を持って行ったほうがいい」と、ありました。私の前期の部屋には南京錠が使える場所はありませんでしたが、後期の部屋では机の引き出しに使えました。不安な方は参考にしてください。(部屋の備品は同じですが、部屋によって備品の仕様が少し違います。)

中国での夏休みの過ごし方

 早めに戻ったこともあり、まだ多くの前期からの友人は自国にいました。なので、前期にあまり話してはいないが顔見知りの人と交流できる機会が増え、毎日のように、すでに戻ってきている留学生、夏休みに自国に帰っていない留学生と交流しました。日の出を見に早朝から山登りをしたり、まだ海も入ることができました。自国の料理店に連れて行ってもらったりもしました。また週末にはみんなでビリヤードやダンスを楽しみました。


早朝 4 時出発で日の出を見るために登山。カンボジア、日本、ウズベキスタンの友人と。


知り合いの先生から頼まれた「教師の日」に流すための動画撮影。数人の友人と撮影しました。緊張しました。


酒吧でのビリヤード。大体留学生が集まるお店は決まっています。たくさんの友人と交流できるのでとても楽しいです。