4月下旬から5月上旬にかけて中国では祝日があり、1週間ほどの休み期間があります。その際、友人たちと済南と天津旅行に行きました。また留学生活にも慣れ、授業にもついていけるようになり、多くの友人と交流する機会も増えてきました。近くにスポーツジムが何か所かあり、年間1,000元程で入会することが出来ます。多くの留学生が利用しており、友人を作ることが出来ます。
中国はデリバリーサービスがとても発達しています。どんな食べ物でも携帯で頼んで支払いをすると指定の場所まで配達してくれます。饿了么と美団外卖と百度外卖というアプリがよく使われていて、今どこにいて後何分で着くなどの情報が逐一更新され、とても便利です。
済南・天津旅行
火车という新幹線の様な乗り物を利用して行きました。祝日になるとどんな場所も人がとても多いですが、観光地となれば驚くほど旅行者が多く、トイレに行くにも何十分と並ばなければならないほどです。私たちは火车やホテルを予約する際、微信という中国の無料アプリを利用して予約しました。しかしホテルに行ってみると、そこは中国人しか泊まれないホテルでした。中国では、中国人しか泊まれないホテルが多く、微信で予約すると大半がそのようなホテルのため、しっかりと確認した方が良いと思いました。

友人たちと済南で合流(タジキスタン、インドネシア、フランス、モロッコ、アルジェリア、日本)
アラマダン
青島大学には多くのイスラム教徒の学生がいます。イスラム教の方々は1年のうち1か月間、断食(日の出から日没期間)をはじめとする様々な禁欲、1日に5回のお祈りをする生活が始まります。そのため、寮内の食堂やカフェはとても人が少なくなり(彼らはお昼は食べられない上に深夜にお祈りなどで起きているため授業後はすぐ部屋に帰って寝る生活)、少し寂しい感じです。
様々な宗教の人と同じ教室、同じ寮で生活するため、他の宗教のことを学べるのも留学の魅力だなと感じました。
日本語を教える機会
6月には口語の先生のお宅に招待され、お子さんが1年間日本の学校に行っていたという事で日本語を忘れないようにと教える機会がありました。私たちの先生は山口県下関市に住んでいたこともあり、大変良くしてくださり、よく一緒に出かけようと誘ってくれます。
また留学生の中でも日本語に興味がある人も少なくなく、ひらがなやカタカナなどの読み方から教えました。最終的にひらがなを読んで理解できるようになった人もおり、嬉しかったです。様々な国の言葉も知ることが出来て楽しいです。

先生の家での食事