青島大学 国際文化学科3年 大塚乃々佳 <1号 2019年3~4月>

 青島での留学生活が始まり早くも2か月が経過しました。中国での生活にも慣れ、充実した日々を送っています。

渡航

 2019年2月25日、福岡国際空港から青島流亭国際空港行きの飛行機に乗って出国しました。空港に到着後、青島大学から迎えが来るはずだったのですが来ず、結局同じ便に乗り合わせた梅光学院大学のバスで一緒に大学へと向かいました。換金は最初に必要な分だけ、日本円で約30万円を日本で換金していきました。その他のお金はデビットカードに入れて持っていきました。

青島大学

 青島大学は中国の山東省中部に位置する青島市にあります。青島市は比較的都会で、中国の中でも生活しやすい場所だといわれています。青島大学には、工学、理学、医学等様々な学部が存在し、講内は山口県立大学よりはるかに広く、コンビニやスーパーマーケット、文房具屋や床屋等があり、運動をする場所も多くあります。


青島大学正門

寮生活

 私たち留学生はほとんどが大学の寮で生活しており、またそのほとんどが2人部屋です。寮には敏行楼と新楼の2つがあり、私たちは敏行楼に入寮しました。入寮の際に日本人と同室になるかほかの国の留学生と同室になるか選ぶことができましたが、私はトラブル等をできるだけ避けるために日本人と同室になりました。着いたその日に1年間分の寮費を支払いました。部屋は南向きと北向きで値段が違いますが、先輩方のアドバイスから冬の寒さに耐えるために南向きの部屋を選びました。
 寮の部屋はその部屋ごとに内装が多少異なり、机とベッド、サイドテーブル、共用の棚とクローゼットがあります。お風呂は浴槽がなく、シャワーのみです。隣にはトイレと洗面台があり、仕切りがないためシャワーを浴びる際にはトイレは濡れてしまいます。またずっとお湯を出しっぱなしにしていると水になってしまうため、流しっぱなしにしないよう心掛けています。洗濯機は共同で、寮の1階に10台あります。1回につき5元かかります。Wi-Fiは初めのうちはなかったため、寮の1階にあるセブンイレブンでフリーWi-Fiを使用して連絡を取っていました。


洗濯場の様子

授業

 授業は午前中のみで、朝8時半から始まり、50分授業が4コマ、授業の合間には10分休憩があり、12時20分に授業が終わります。午後からはカンフーやお茶等の文化に関する授業を選択することもできます。私は103Bクラスに所属しており、初级综合,初级口语,听力の3科目を履修しています。授業はすべて中国語で行われるため、はじめのうちは聞き取ることだけで精いっぱいでしたが、慣れると特に問題なく落ち着いて授業に取り組むことができるようになりました。宿題も特に多くはないので、午後の時間で復習・宿題・予習を無理なく続けることができます。クラスは12人程度で私のクラスには、日本人、韓国人、インドネシア人、フランス人、ウルグアイ人がいます。少人数授業のため、クラスメイトとも仲良くなり、楽しい留学生活を送っています。


教室棟