センター大学 国際文化学科4年 渡邉謙伸 <最終号>

はじめに

 コロナウイルスの影響で日本に帰国してから、早くも3ヶ月が経ちました。まだ、緊急帰国をしなければならなかったことを悔やんで、アメリカに戻りたい気持ちが強くありますが、帰国してから現地にいる友人とはSNSを通して連絡を取り合っています。今回は、最終報告としてセンター大学の交換留学全体を振り返り、少しでもこれから参加しようと考えている人たちの力になればと思います。

大学生活

 センター大学は課題も多く、授業での積極性が求められるため、毎日勉強の日々が続きます。時には課題に追われ大変な時もあるかと思いますが、そんな時はぜひ友人や先生に助けを求めてみてください。必ず誰かが助けてくれます。私自身も誰かに支えられながらこの留学生活を乗り越えることができました。自分で乗り越えることも大切ですが、誰かに頼ってみる選択肢も忘れないでください。

寮生活

 センター大学での寮は自分で選ぶことはできず、ルームメイトもランダムで決まります。人によっては、とっても仲良くなるルームメイトもいれば、喧嘩をしたり、仲が合わなかったりするルームメイトもいます。こればかりはどうしようもないことですが、そんなときも1人で考え込まず、先生などに相談してみてください。必ず力になってくれると思います。先ほども言った通り、ルームメイトが最高の友人になることもありますので、多様な人との出会いも留学を通して得られるポイントだと思います。

食事について

 学内での食事は自分が好きなものを取れるスタイルになっていて、多くの種類がありますが、アメリカなのでファストフードのピザやハンバーグと言った食事が多くあり、人によっては合う、合わないがあるかもしれません。私はセンター大学の食事は日本の料理と同じくらい躊躇なく食べることができました。また、学内だけでなく、近くのレストランやカフェにも行くことができるので、学内の食事が合わない人は学外での食事をお勧めします。

留学を振り返って

 緊急帰国を終えた今、留学を終えた達成感というより途中で終わってしまった悔しさの方がまだ残っています。しかし、今回のコロナウイルスの世界の広がりをふまえると早めに帰国ができて本当によかったなと感じでいます。留学生活を通して、英語力が伸びた実感があるのはもちろん、人として成長することもできたと感じています。日本にいるだけでは経験できないような考え方や社会問題を知ることができました。自分が、いかに狭い考え方だったかを痛感させられました。本当にセンター大学に留学をすることができて良かったなと思います。また、日本を越えた多くの人と繋がることができたことにも喜びを感じています。国を越えて自分のことを知ってもらい、個人を受け入れてもらえること、またお互いの文化を知り、受け入れてもらえることの嬉しさを感じることができました。
 最後に留学を通して出会えた友人や先生、支えてくれた大学の関係者の方、先生、家族、帰国したときに優しく出迎えてくれた友人やみんなに感謝の言葉で報告を終えたいと思います。本当にありがとうございました。


International Studentの中で一番仲の良かった友人たちです。

また再会できることを願っています。