センター大学 国際文化学科3年 S・F <1号 2019年9~10月>

はじめに

 センター大学に来て早や2か月が経ちました。今まで様々な国を訪れた経験があったため、文化面や生活面で特に大変だったことはありません。しかし、もっと英語が話せたらなと日々思いながら生活しています。現地の学生と同じ授業を受けるということは、想像以上に大変ですが、みんな親切で優しいので、毎日楽しく過ごせています。


キャンパスの様子

International Students Orientation

 到着した次の日から、International Student Orientationが始まりました。私は夜中に到着しましたが、ISOLのメンバーが空港まで迎えに来てくれていました。そこから車で約30分かけてキャンパスに到着しました。このオリエンテーションでは、ISOLが中心となって、様々なアクティビティやセンター大学で必要となる手続きなどを行いました。


サッカーの試合を観に行った時の様子

新入生オリエンテーションでのアクティビティ

授業について

 授業は、最低12単位履修しなければなりません。基本的に60分もしくは90分の授業がほとんどですが、LAB(実験)のある授業は、基本的に3時間あります。それぞれ1単位の授業から4単位のものまで、山口県立大学とは大きく異なるので注意しながら履修登録をしなければなりません。秋学期は以下の授業を履修しています。

Mon.Tue.Wed.Thu.Fri.
8:00~9:00GER110GER110GER110
9:10~10:10GER110
11:30~12:30DRA150DRA150DRA150
12:40~14:10DRA150LAB
14:20~15:50DRA117DRA117
17:30~19:00DRA114DRA114

DRA 150 Intro to Technical Theatre
 主に、ステージの裏側で行われることを学びます。大きく分けてCostume, Scenic, Electricsについて学びます。専門用語が多く難しいですが、興味のある分野なので楽しく受講しています。授業内で分からなかった部分は、Office hourを利用して、直接教授に質問するようにしています。

GER 110 German Culture and Language-I
 ドイツ語とドイツの文化について学びます。以前山口県立大学でドイツ語を学んでいたので、比較的簡単で余裕を持って受講できています。中間・学期末とは別に単元ごとのテストがほぼ毎週あり、映画を観たり、詩を読んだりする課題もあります。また、今後はスピーキングのテストも予定されています。

DRA 117 Acting-I
 主に演劇について学びます。自分で実際に演じたり、授業外でパフォーマンスを見たりもします。専門用語も多くあり、それについての試験もあるので、準備をきちんとしておく必要があります。

DRA 114 Beginning Modern Dance Technique
 基本的なダンスの動きを学びます。普段はストレッチやバレエの動きをしたり、ハロウィンではマイケル・ジャクソンのスリラーを踊ったりしました。課題もほとんどなく、この授業はとてもリラックスして受講することができています。

 授業は、自分の興味のある科目を選ぶことをおすすめします。また課題の多い授業がほとんどなので、授業の組み合わせにも十分に注意する必要があります。それぞれ定員が決まっているので、早めに登録した方がいいです。直接授業を受けてみて、変えることもできるので、難しそうでも一度受けてみるといいと思います。

食事

 食事はmeal planによって違いますが、私はCowanの食事が気に入っているので、週に14回利用できるプランを選択しています。Cowanは食堂で、バイキング形式なので好きなだけ食べることができます。朝・昼・夕それぞれメニューが変わり充実しています。また、美味しそうなデザートもたくさんありますが、高カロリーなものが多いので注意しなければなりません。他にもフレックスダラーというお金が学生証にチャージされているので、それで学内のカフェを利用することもできます。学内にカフェは2つあり、夜遅くまで開いているので、お腹が空いた時にいつでも利用することができます。また、学外にも食事をする場所があるので、食事に飽きることは今のところありません。


Cowanでの食事

 センター大学の学生は、ほとんど寮で生活しています。寮やルームメイトを選ぶことは基本的にできません。私はAchesonという寮に住んでいます。この寮は男女フロアごとに分かれていて、女子の割合が高いです。他の寮と比べて少人数なので、シャワーやトイレで不便に感じたことはなく、快適に過ごせています。授業のある建物までは他の寮と比べて少し遠いですが、CowanがあるCampus Centreに近いです。私が住んでいるAchesonは、RA(Residence Assistant)を除いて新入生がほとんどです。私のルームメイトは、ケンタッキー州出身の一年生です。彼女はとても穏やかで優しいです。ベッド、勉強机、衣装ダンスは部屋に備え付けてありますが、電子レンジや冷蔵庫といった電化製品が必要な場合は、ルームメイトと相談して購入する必要があります。私の場合は、ルームメイトが準備してくれたのでとても助かっています。指定しない限りルームメイトは運ですが、基本的にセンター大学の学生は皆優しく親切なので、あまり心配しなくても大丈夫だと思います。

Fall Break

 Fall Breakは、木曜日から日曜日までの4日間ありました。どこかに出かけることもできましたが、試験を控えており課題も多くあったので、寮に残ることにしました。この期間は、Cowanは閉まってしまいますが、カフェは開いていました。この間は、レキシントンに出かけたり、韓国人の友人が韓国料理を作ってくれたり、ランニングをしたりと、のんびり過ごすことができました。また、シャルコフ先生が和食会に招待してくださり、本格的な和食を楽しむことができました。

さいごに

 センター大学に来て、大変なことはたくさんありますが、友人と毎日楽しく過ごすことができています。1か月後にはFinal Examがありますが、気を引き締めて頑張ろうと思います。