センター大学 国際文化学科4年 安藤壮一郎 <最終号>

はじめに

 センター大学への留学が終わり、ついに最後の報告書となりました。日本に帰国してからしばらく経ち、元の生活に徐々に戻っていく中で、留学したことを改めて懐かしく感じています。アルバイトなどで英語を話す際に、英語力が身に付いたことを実感できるので、留学の成果はあったと思います。最後の報告ということで、留学生活についてまとめます。

大学生活

 授業内容が難しく、宿題も多いため、平日の大学生活は勉強が中心となりました。毎日、予習・復習に追われるため、慣れるまではかなり辛かったです。しかし慣れてくれば段々と余裕ができ、友人との時間を増やせるようになりました。

普段の生活

 週末は少し時間に余裕があるため、友人と遊んだりして、自分の好きな様に過ごしていました。ただ、センター大学のあるダンビル周辺は田舎なので、歩いて行ける距離に遊べる場所がほとんどありません。そのため、車を持っている友人がいれば、色々な場所に乗せて行ってもらえます。
 また、何か打ち込める趣味を見つけると良いかもしれません。私は、友人とスケートボードを楽しんでいました。

寮生活

 ルームメイトとは、喧嘩することもありましたが、帰国した今でも連絡を取り合っているほど、仲が良いです。留学中はほぼ毎週遊んでいました。いつか日本に遊びに来てくれるそうなので、楽しみにしています。また、ルームメイト以外の寮生とも友人になることができ、嬉しかったです。

長期休暇

 センター大学周辺は遊べるような場所があまり無い上に、長期休暇中はほとんどの友人が帰省などで寮からいなくなります。そのため、大学に残るより旅行することをお勧めします。私はニューヨーク、シカゴ、フロリダ、ロサンゼルス、ラスベガスと様々な都市に行きアメリカを満喫しました。アメリカ滞在中は、日本からアメリカ各地へ旅するより旅費が安く済むので、これから留学する方はぜひ長期休暇中の旅行を楽しんで下さい。

最後に

 留学生活の10ヶ月間は、これまでの人生で一番と言っても過言ではないくらい楽しかったです。4年生で留学したため、山口県立大学を5年で卒業するという私が決めた進路について、周りからは疑問を呈する声や、ネガティブな意見もありました。しかし、5年で卒業することになっても、この留学生活はこれからの人生にとって、とても大事な1年になると思います。
 留学に行く前も行っている間も、大きな悩み事は一つもありませんでした。本当に周りの人に恵まれたと感じています。センター大学での多くの人々との出会いは自分の財産になったと思っています。留学には、人生が変わったと思うほどの力がありました。多くの人との出会いや、様々な経験をすることができ、異国の地で生活することは必ず人生にとってプラスになると思います。これからセンター大学に留学に行こうと考えている人は、とにかく挑戦してみることをお勧めします。悩んだり、迷ったりするくらいなら挑戦しましょう。自分が思っている以上の経験ができるはずです。