センター大学 国際文化学科4年 田中夕莉子 <4号 2019年3~4月>

はじめに

 帰国まで残り1週間近くになりました。期末試験の準備に追われ、忙しい日々を送っています。今回の報告書では、春休み・就職活動・ダンス発表会のことについて報告します。

春休み

 春休みはキャンパスに残っていました。中間テスト明けで、勉強疲れを癒せたのと、ホストファミリーや友人たちと過ごすことができて、とても充実した休みでした。ルームメイトとは日本食を一緒に作りました。一日目に焼きそば、二日目にカレーを作りました。ルームメイトとその子の彼氏に納豆にも挑戦してもらいました。お察しかと思いますが、苦手だったようです。ホストファミリーにはオムライスと唐揚げを振る舞いました。どちらも日本では子供に人気の料理なので、喜んでくれるかなと思いましたが、オムライスはあまり好きではなかったみたいです。唐揚げの方はすごく好評でした。他にも友人と映画を観たり、ホストファミリーと一緒にレキシントンにある馬の公園のような美術館に行ったりしました。

就職活動について

 4年での卒業を考えているので、留学と並行して就職活動を行いました。授業の課題などに追われながらも、空き時間に、自己分析と業界研究、エントリーシートの記入などを行いました。エントリーシートは、山口県立大学のキャリアサポートセンターの方に連絡を取り、添削していただきました。友人や家族にも添削をお願いして、できるだけ多くの人の意見を聞きました。また、4月に入ってすぐの頃に企業とのスカイプ面接がありました。キャリアサポートセンターに相談したところ、カウンセラーの方と面接練習できるよう取り計らっていただきました。カウンセラーの方が、日本時間夜8時と遅いに時間にもかかわらず、対応してくださいました。カウンセラーの方と話しているうちに、自分自身について何を伝えたいのか、はっきりすることができて、企業と面接する前にお話しできて本当に良かったです。この場を借りて感謝を述べたいと思います。ありがとうございました。
 最後に、履歴書やエントリーシートなどに写真が必要な場合があります。私は、日本で証明写真を用意していなかったので、スマホのアプリを使って撮影しましたが、用意しておけばよかったと思いました。留学中に就職活動をしようと考えている方は、写真を用意しておくこと、また、スカイプ面接などがある場合に備えて、スーツを持って行くことをお勧めします。

ダンスの授業の発表会

 今学期はダンスの授業を二つ履修しており、最終発表会がありました。私は、振り付けやジャンルの異なる4つのダンスを踊りました。(DRA116の授業で1つ、DRA117の授業で先生の振り付け2つ、学生の振り付け1つが必須)学生自身で振り付けしたダンスはレベルが高く、学生が考えたとは思えない仕上がりでした。曲の選択から、振り付け、すべてを学生1~2人で行っていました。舞台の進行係や照明係はドラマ専攻の学生が担当していました。発表会が終わって照明の片づけをみんなで行いましたが、終わるまで2時間以上かかりました。照明に触ること、舞台の天井部分に上ることができたのはいい経験でした。発表会前の一週間は毎晩リハーサルがありました。リハーサルのため友人と夕飯を食べられなかったのは少し残念に思いましたが、同じダンスの授業を取っているクラスメイトと発表会に向けてみんなで頑張ることができました。ダンスの授業を通して、一緒に勉強したり、映画を見たりする友人ができたのでこの授業を取ってよかったと思います。帰国前、その友人と馬のレースを見に行きます。

おわりに

 残り1週間を切った今、9か月間の留学はすごくあっという間だったと感じます。アメリカでの最後の1週間は期末試験を精一杯頑張ると同時に、友人やホストファミリーとの交流のすべてを大切にしたいと思います。