ビショップス大学 国際文化学科4年 横田采香 <最終号>

はじめに

 カナダでの留学生活が終わり、1ヶ月が経ちました。カナダで過ごした8ヶ月は本当に一瞬で過ぎていきました。日本に帰ってきた今、自分がカナダにいたことが遠い昔のように感じています。今回は最終号ということで、留学生活のまとめをします。

カナダ留学を決意したきっかけ・出発までに行ったこと

 私は、大学1年生の時に、ビショップス大学の海外語学・文化研修に参加しました。大学に入る前から、「絶対に留学に行く」と決めていたので、その準備として参加しました。実際に現地に行ったことで、より自分の留学生活を想像できましたし、様々な国出身の留学生がいることも魅力に感じていました。学内は英語で授業が行われていますが、ほとんどの学生にとって英語は第1言語ではなく、第2言語でした。もちろん私にとっても英語は第2言語です。同じ状況である学生とともに、英語を使って学習することはとても興味深かったため、カナダのビショップス大学に交換留学に行こうと決心しました。それ以外にも、2年生の時には、台湾地域実習に参加するなどして、積極的に異文化にふれ合う機会を見つけては参加することを繰り返していました。私は、海外の文化や言語を学ぶことが大好きなので、海外に行くことに関して迷いはありませんでした。

カナダ留学で楽しかったこと・大切にしていたこと

 カナダには、色々な国からの留学生がいます。そのため、今まで知らなかった文化を知る機会がとても多くありました。様々な人と交流を深めていくことで、常に新しいことを知ることができ、新しいことを発見することが大好きな私にとっては幸せな時間でした。留学生活において、「もっと知りたい」という気持ちが大切だと思います。英語に関しても、「英語をもっと知りたい」と思っていたから、積極的に友人と会話をする機会を増やし、会話をしていく中で、若者言葉なども次第に習得し使えるようになりました。また、「相手の文化をもっと知りたい」と思っていたので、友人とお互いの国の行事の時に、その行事の食事を一緒に作って食べたりしました。お互いの文化について、楽しく学ぶことによって、友人のことをより理解し合えたと思います。カナダで出会った仲間は、私にとって大切な宝物です。


友人からの手紙

ビショップス大学の近くの川で思い出の写真撮影

帰国後

 日本での生活を再スタートしているため、カナダで磨いた英語力を保つために、帰国後も毎日の英語学習は欠かさず行っています。TOEICの勉強をしたり、海外の映画を見たり、カナダの友人と電話をしたり、毎日必ず英語を使うよう心掛けています。卒業後、海外の人と関わる仕事をしたいと考えているので、これからも英語学習は続けていきたいと思います。
 今現在は、就職活動の真っ最中です。夢を叶えるときが近づいてきています。私がカナダに留学を決めた理由は、自分の夢に必要な能力を磨くためでした。カナダで学んだことは、絶対に活きると信じて、全力で頑張りたいと思います。


帰国時の飛行機の窓から

終わりに

 カナダでの留学生活は、私にとって一生の宝物です。大好きな英語を勉強できたこと、たくさんの大切な友人に出会えたこと、友人とたわいもない会話を楽しんだこと、一緒に勉強したこと、様々な場所に旅行したこと、すべてが大切な思い出です。いつどんな時も、楽しい話をしてくれた友人が隣にいたから、頑張ることができました。カナダでの留学生活は、毎日が自分にとって新鮮で、新しいものを発見させてくれる、わくわくする貴重な時間でした。この経験を次に活かせるように、これからも夢に向かって努力していきたいと思います。