釜山大学校 国際文化学科3年 切山莉花 <3号 2019年7~8月>

はじめに

 7月末頃から日韓関係が悪化してきていますが、私の韓国での生活は、特に変わりありません。ただ、「NO JAPAN」と書いてあるポスターなどを見てしまうと、とても悲しい気持ちになります。一日も早く日韓関係が良くなるように願いつつ、留学生活後半を頑張ろうと思います。

夏休みの過ごし方

 夏休みの最初は、一週間ほど日本に戻りましたが、その後すぐ韓国に戻り韓国留学生活を再開しました。韓国に戻ってからは、PNUFのサークルに参加したり、二度のソウルと慶州、上海旅行など、有意義な時間を過ごしました。
 8月26日から3泊4日の日程で、中国の曲阜師範大学に留学している千葉さんと上海を満喫しました。釜山の金海空港から上海の浦東国際空港までは、約1時間45分のフライトでした。フライト前には、中国でもSNSがいつも通り使えるようにVPNがついたWi-Fiを事前予約して借りました。上海では、外灘に夜景を見に行ったり、南京路や田子坊を千葉さんに案内してもらいながら歩き回り、色々な場所を見て回ることができ本当に楽しかったです。上海で一番驚いたのは、電車に乗る前の改札で毎回手荷物検査をしなければならないことでした。空港で受ける荷物検査のように機械に荷物を通すのですが、毎回ドキドキしながら荷物を見守っていました。今回の旅行で、これまで私が考えていた中国と実際の中国が大きく違うなと感じました。次は、きちんと中国語を分かるようになって、千葉さんと一緒にまた中国旅行をしたいなと思います。

 夏休みで気が緩んで忘れがちなのが、寮の申請です。私は、1度目の申し込みを逃してしまい追加募集で申し込みをしました。申し込みをしてからも、寮費を必ず期間内に送金しなければならなかったり、結核のX線を撮り診断書を提出しなければならないなどやることが思った以上にあります。期間内に提出しなかったら寮に入れない書類もあるので、提出物はきちんと期限を守りましょう。
 また、もう一つ注意することがあります。それは、交換留学生でも、前期に2~3点以上罰点をもらっていたら寮に入ることができないということです。(ボランティア活動をしたら罰点が減点されます。)罰点は、主に点検の際につけられることが多いので気をつけましょう。私は、前回の点検の日にちょうどソウルに行く予定だったので外出届をインターネットで提出して、部屋をある程度片付けてから行きました。おかげで、今まで一度も罰点をもらっていません。(点検がある前には、前もって告知があります。定期的に確認してください。)

おわりに

 私の寮の部屋にも、台湾人のルームメイトがやってきました。最初は、文化も考え方も違うので少し不安でしたが、最近は完全に慣れてきて不安もなくなりました。また、9月2日から後期の授業も始まりました。最初の週は、授業のオリエンテーションがメインでした。
 ただ、授業の変更もこのタイミングでするので考えなければならないことが多かったです。
 留学生活の後半が本格的に始まり、今学期で留学生活が終わってしまうと思うととてもさみしい気持ちになります。残りの留学生活を後悔しないように過ごしたいと思います。