釜山大学校 国際文化学科3年 切山莉花 <1号 2019年3~4月>

出発前の準備から開講まで

 釜山大学校からの連絡が初めて来たのは、10月末頃でした。その後一時釜山大学校からの連絡がなかったのですが、12月中旬頃から再び寮などの手続きが始まりました。手続きの際には、内容をきちんと読んで確認し、期限を必ず守って提出する必要があります。私は、手続きに関係しそうな資料は、すべてコピーしてきちんと目を通すようにしていました。
 履修登録は、2月の初めに日本で行いました。事前に受けたい授業をリストアップしておき희망과목담기기간(希望科目追加期間)で授業登録をして수강신청(受講申請)の際にクリックして申請します。희망과목담기기간(希望科目追加期間)では、少し多めに登録しておいてもいいと思います。もし履修登録の期間に登録できなくても、1回目の授業の際に依頼すれば履修できる可能性もありますし、授業が始まってからも登録変更する機会もあります。
 出国の際は、関釜フェリーに乗っていきました。バディーが釜山港に迎えに来てくれ、釜山大学校の寮まで送ってくれました。今回バディーは申請制ではなく、留学生1人につき1人付いています。


寮の部屋

授業とサークルについて

 私は、前期5つの授業(15単位)を履修しています。
①글로벌중국어1(グローバル中国語)
②유학생을위한대학한국어(留学生のための大学韓国語)
③유학생을위한한국지리의이해(留学生のための韓国地理の理解)
④영상속의한국어(映像の中の韓国語)
⑤중급한국어(I)(中級韓国語⑴) です。

①韓国人学生に混じって中国語の授業を聞いています。
②韓国語表現やレポート作成の方法等を詳しく学んでいます。
③韓国の地理だけでなく、政治や経済についても学びます。
④教材の映像に沿って韓国の日常会話表現と韓国文化について学びます。
⑤主に日常生活でよく使う文法について学びます。

 サークル活動では、PNUFという韓国人に韓国語を教えてもらうサークルに入りました。PNUFの活動は、外国人2人に対して韓国人1人でグループが組まれ韓国語の勉強をしています。基本的にグループごとに活動することが多いですが、他のグループとともに活動することもあり、色々な国の人と友人になるいい機会になっています。

携帯電話について

 私は、日本でSIMロックを解除してくるのを忘れてしまったので、最初はWi-Fiがあるところでしか携帯が使えませんでした。よく旅行に行く私には携帯が使えない環境があまりにも不便だったため、急遽韓国で中古の携帯を買い、携帯会社の人を呼んで契約しました。この際、外国人登録証はありませんでしたがパスポートで携帯電話の番号を作ることができました。ただ、NAVER(韓国のインターネット検索ポータルサイト)などの認証ができなかったので、外国人登録証ができた後に他の会社で再契約し、今は何の問題もなく携帯を使えています。私は、中古の携帯の購入や携帯の契約などを一人で行って1度失敗してしまいました。いい経験ではありましたが、留学が始まったばかりの頃だったので精神的にかなりきつかったです。携帯に関する契約は、韓国人のバディーや友人に一度相談して心の余裕があるときに行うことをおすすめします。

おわりに

 留学生活が始まって早くも2ヶ月が過ぎました。当初は、釜山大学校に知り合いがおらず不安なこともありましたが、今は韓国人や日本人だけでなく色々な国の友人もでき充実した生活を送っています。これから留学中に挑戦したいこともあるので、よりいっそう充実した留学生活を送りたいです。


송도(松島)のカフェ

경주(慶州)に行った際の写真