

10月に入る頃には、日照市にも金木犀の香りが漂い、秋の気配が深まり、少しずつ肌寒さを感じるようになりました。10月の国慶節には、重慶、成都、西安を訪れ、中国の友人や留学生と過ごすなど、充実した日々を送りました。最近は、もっと中国を知ろうと思い、朝少し早く起きて中国の朝ごはんを食べに行くのがマイブームになっています。
授業について
9月の初めにクラス分けのテストが実施されました。今年の日照校区では初級と中級のクラスが開講され、私は中級クラスに所属して授業を受けています。受講しているのは综合(総合)、口语(口語)、听力(リスニング)、阅读(読み書き)、写作(作文)文化体验(文化体験)です。教科書は電子PDFで配布されるため、購入する必要はありませんでした。iPadを持参していたので、授業ではiPadを主に使用しています。ただし、教科書を購入したい場合は、購入することもできます。
前期に比べて内容が中級レベルになり、少し難しくなりました。また、クラスメートはベトナム人やロシア人、タジキスタン人など、さまざまな国の学生が集まっており、異文化交流の中で授業を受けています。彼らの口語能力は非常に高く、授業にも積極的で、私も負けていられないと感じ、たくさんの良い刺激を受けています。10月後半には中間テストがあり、その結果から自分の苦手な部分を知ることができました。

文化体験では大学院の学生から国画·(中国画)や剪纸(切り絵)を教えてもらったり、外部講師を呼んで太極拳を習ったりします。毎週異なる内容を学ぶため、授業の前日にその内容が提示されます。そのため、毎週何をするのか分からず、ワクワクした気持ちで楽しみにしています。


大学生活 ~授業以外の過ごし方~
午後は主に予習と復習、HSKの勉強に加えて、留学生のサッカーチームでサッカーをしたり、昨年の語学研修で毎日通っていたバドミントンをしたりして楽しんでいます。時間が合うときには、昨年山口県立大学に短期・長期で留学していた中国人の学生とご飯を食べに行ったり、海辺のカフェに行ったりしています。大学外でも先生の紹介で中国人の友達ができ、一緒に海辺をサイクリングしたり、海の近くにある夜市に行ったりしました。


寮生活

寮では留学生同士の国際交流が盛んで、毎日楽しく過ごしています。よくその国の言葉を教えてもらったりもしています。また、留学生の友人たちにベトナム料理を作ってもらったり、逆に日本料理を振舞ったりしています。
国慶節 ~重慶・成都・西安~



10月の初めに国慶節という祝日があり、約1週間の休みがありました。この国慶節を利用して重慶・成都・西安を巡る旅をしました。大型連休でどこも人が多く賑わっていました。広い中国では、同じ国内でも地域によって見どころや文化、食べ物が大きく異なり、四川料理の本場として魅力がたくさんありました。担々麺や重慶小面、ビャンビャン麺など、その土地ならではの本場の味をたくさん味わってきました。
泰山 ~小小泰山拿捏~(泰山に登れることを誇りに思う気持ちを表します)
山東省泰安市にある泰山は、高さ1,545mで、中国の道教の聖地である五岳のひとつとされ、世界遺産にも登録されています。中国人の友人と一緒に泰山に登りに行きました。入山料は57元でした。特に後半はひたすら石段を登り続けるのでかなり大変で山頂まで5時間半ほどかかりました。帰りも同じ道を下りましたが、石段の幅が狭いので下るのも大変でした。泰山は山東省に留学しているからには絶対に登りたかった場所で、またひとつ夢が叶いました。小小泰山拿捏!!


おわりに
日照校区に来てから、大学近くの街や大学を歩いていると、思いがけないところで声をかけてもらうなど、嬉しい再会がたくさんあります。人と人との繋がりを大切にしながら、残りの留学生活も楽しんでいこうと思います。再见!