はじめに
留学生活残り3カ月弱になりました。時の流れが本当に早く感じます。母国にもうすぐ帰れる嬉しい自分がいる一方で、もっとここにいたいという自分もいます。
センターターム
ART210
センタータームと呼ばれる、1カ月間1教科のみに特化する学期です。
私はオイルペインティングの授業をとりました。この1カ月は本当に毎日が楽しかったです。ただ、絵を描くときは常に立っていないといけないため、足と腰が毎日とても疲れました。そして、絵を描くことが好きな私は、こだわりも多いためか1つの作品を仕上げるのに膨大な時間を費やしていました。授業は9時20分から12時20分の3時間ですが、授業後も休憩以外は友達と一緒にずっと絵を描いていたため、寮に戻るのはいつも23時を基本的に過ぎていたと思います。短期間の授業ということもあり、仕上げなければならない作品が多くあり、休む暇もなく毎日ひたすらに筆を動かしていました。教授のアドバイスもいただきながら、たくさんの作品を仕上げることができました。オイルペインティングは渇きが遅く、自分の思う色を自分で混ぜて作らないといけないため難しく、大変でしたが本当に楽しい授業でした。ファイナルは普段よりも大きめの紙に描かなければならず、最後だからと気合を入れて一番時間がかかりました。寮に戻ったのは翌日の6時すぎで、授業が始まるまでの3時間が睡眠時間だったことを今でも覚えています。











春学期
ANT110
人類学の授業です。宿題は基本的にリーディングのみです。私はリーディングが苦手でとても時間がかかってしまいますが、読み終わった後は達成感を感じられて嬉しく思います。授業中、今回の授業を通した教授の質問に、出欠としてコメントを提出しなければならないのですが、授業の終わる数分前に出される質問なので、その数分で回答を打ち込んで退席しなければなりません。授業後は回答ができなくなってしまうので、毎回焦って回答していますが、質問の内容が深く、毎回いまいち自信を持った回答ができていないように思います。
ENG170
読み手を惹きつける説得力のある論文の書き方のポイントや、正しい論文の書き方等を学びます。この授業も基本的に宿題としてリーディングが毎回出されます。そして、教授は留学生である私を理解してくださっているため、とても心強く思います。ライティングの課題が出るので、困ったときは一人で悩まず、教授や友達にも頼りながら頑張りたいと思います。
SOC110
この授業もリーディングが課題として出されます。個人的に専門用語が理解を苦しめているように思います。日本語でも普段聞き慣れない言葉を使って授業が行われ、ディベートの時はうまく話に入れず、意見も言えないため、グループのメンバーに申し訳ない気持ちと、分からない自分が悔しく思います。しかし、教授の例を用いたわかりやすい説明と、学生を惹きつけるような話しぶりには毎回聞いていて楽しく思います。
ARS220
この授業は人と風景を描く授業です。今はモデルとして立っている人を鉛筆や木炭を使ってひたすら描いています。宿題として人間の体の構造を理解しながら描かなければならないスケッチがあります。構造を理解してまで人を描いたことはなかったので、興味深いです。ただ、人を描き慣れていないのと、木炭を使って描いたことがなかったので、納得のいく作品に仕上げるのが難しいです。
MUS400
この授業は秋学期にも行った個別授業です。しかし、今回は私の友人も参加したいということで学生3人の小規模の授業です。映画を皆で鑑賞しながら、背景にある音がどのように使われているのかなどを話し合っています。週1で1時間のみの授業です。宿題も特にないため、とても楽しく授業に参加できています。毎回1時間が信じられないほどにあっという間に感じています。

誕生日には多くの人にお祝いしてもらい、本当に嬉しかったです!


ルームメイトが家に招待してくれました。私の大好物のトマトパスタと、バースデーケーキを作ってくれました。




友人が誕生日ケーキとして、私の大好きなチーズケーキを準備してくれていました!いろんな種類の味があり、みんなでシェアしておいしくいただきました。
最後に
いよいよ最後の学期である春学期が始まりました。今学期は個人的に秋学期に比べると、リーディングが多い授業ばかりで大変だと思います。気づけば授業後は毎回、図書館に缶詰め状態になってほぼ閉館時間まで勉強しています。しかし、センター大学で自分を追い込んでチャレンジしてみたかったので、疲れている自分に嬉しくも感じます。残り少なくなってきた留学生活、悔いの残らないように過ごしたいです。

