はじめに
11月になってからいきなり寒くなってきました。ケンタッキー州は天気がころころ変わるように思います。風が強く、雨や雪がいきなり降り寒くなったかと思えば次の日から快晴で比較的暖かい日が続くなど、面白いです。
期末試験について
PSY111
クラスメートの発表を聞き、誰の発表が良かったかを投票するというものでした。発表内容は、授業で扱った障害をもとにした映画のキャラクターを選び、彼らがどのような障害を持っているのかを説明するというものです。教室内で10名ほどの学生が一斉に発表を始め、時間が経つとまた別の10名ほどの生徒が発表をするという形式で、聞き手は好きな発表者のもとに行って発表を聞くことができるというものでした。内容を聞いて質問をしなければならなかったのですが、専門用語が飛び交い理解が難しかったので困りました。しかし、分からなかったことを聞き返して何となく発表者の伝えたかったことがわかった時、嬉しく思ったと同時にその映画に興味が湧きました。友人が勧めてくれた映画を注目ポイントも踏まえながら是非観てみたいと思います。
FLM275
主に、過去の授業で習った総復習のテストでした。まず、授業で取り扱ったことのない映画のワンシーンを皆で視聴し、それに関する問題をライティング形式で解くという問題がありました。そして過去に習ったことのある問題が20問ほど選択問題で出題され、ほかにもライティングで答える問題が数問ありました。問題数は比較的少なく、制限時間も十分にあったため、落ち着いてテストに挑むことができました。また、教授が「わからないことがあったら何でも聞いてね!」と優しく声をかけてくださったのでとても心強かったです!
MUS116
1200~1500字のレポートの提出がありました。内容は、特定の文化や世界観が反映された21世紀の曲を選んで述べるというものでした。曲に指定はなかったため、私は母国である日本の文化がよく反映された曲を選びそれについて書きました。調べながら、母国について知らなかったことを知るいい機会にもなりました。
MUS195
この授業ではテストは特にありませんでした。映画から聞こえる音に注目しながら、新たな視線で映画を視聴できて楽しかったです。私が授業についていくのが難しいと見越してくださった先生が、こうした個別の授業を開講してくださったことに感謝しています!おかげで授業についていくストレスもなく、むしろとても楽しく授業に参加することができました。
MUS183
黒いドレスを着て、学校にあるステージでクラスメートのみんなと歌いました。本番中、「人生でこうしてアメリカの大学で合唱することももうないだろうなあ」という少し悲しい気持ちと、こういう経験がしてみたかったんだ!最後にみんなと歌えてうれしい!という気持ちと両方ありました。みんなと練習してきた曲を気持ちよく歌えて楽しかったです。
THR112
11月の半ばに学内の劇の本番が三日間開催されるということで、その週はテクウィークと呼ばれる一週間で毎日午後5時から11時までコスチューム係として俳優を裏方でサポートしなければなりませんでした。一見ハードなスケジュールに聞こえますが、俳優のリハーサル前や本番前にコスチュームの手入れや管理をし、俳優がステージ上に上がっている間はコスチューム管理の部屋で座って、緊急のことがない限りはゆっくりと過ごすことができました。その時間は何をしてもいい時間で、宿題をしている友人もいればお話している友人もいました。私はこの授業で習ったことがあるぬいぐるみをもう一度作っていました。そして演技が終わった後は掃除、洗濯をして終了です。この授業は決して大変な授業ではなく、1単位の授業ということもあり気軽に受けることができる授業でした。しかし、私も劇を観客として見てみたかったです!
テンクスギビング
テンクスギビングブレイクというお休みが10日間ほどありました。私は、昨年度山口県立大学に交換留学生として来てくれた友達の家で数日お泊りさせていただきました。毎回ウェルカムな彼女のお母さんには本当に感謝しています。ショッピングをしたり様々なゲームで遊んだり映画を観たり、長話しながらケンタッキーの街を歩いたりと充実していてとても楽しかったです!



また、私のルームメイトと彼女のご家族と一週間ほど過ごさせてもらいました。そのうちの数日は、彼女の親戚がオハイオ州に住んでいるということで、彼女のお父さんが片道約5時間かけて運転して私も連れて行ってくれました。多くの親戚の方々と出会い、皆さんがそれぞれ作ってこられたお料理をビュッフェのような形で食べてとてもおいしかったです。また、みんなでビリヤードや知恵の輪などをして遊びしました。オハイオ州にいる間は、私はルームメイトのおじいちゃんとおばあちゃんのお家に数日お泊りさせていただきました。とっても素敵な方々で、私を心から歓迎してくださいました。たくさんお話ができて本当に楽しかったです。彼女のご家族にはとてもよくしていただきました。お世話になったルームメイトとそのご家族には本当に感謝しています。
アメリカの家庭や日常生活に強い憧れをもっていた私にとって、今回生のアメリカの生活を実感できたことは非常に夢のような体験で、とても幸せなひと時でした。貴重な体験ができて嬉しかったです。




みんなで協力して短期間で仕上げました。
最後のひとピースはおじいちゃんに埋めてもらい、完成後は盛り上がりました!
ウィンターブレイク
ウィンターブレイク期間は他の州へ旅行することなく、ずっとケンタッキー州に滞在していました。そのため、現地での日常生活を深く味わうことができたと思います。私はテンクスギビングブレイクと同様、昨年度県立大学に交換留学生として来てくれた友人とルームメイトの家にお泊りさせていただきました。毎回私を心よく招いて歓迎してくれる友人とそのご家族には本当に感謝の気持ちでいっぱいです。どちらも、"You are always welcome at my house!" といってくれました。彼らが日本に遊びに来た時には精一杯のおもてなしをしてあげたいです。
まず、県立大学に交換留学生として来てくれた友達ですが、彼女はメキシコ系アメリカ人なので、アメリカ文化と共にメキシコの文化を味わうことができ興味深いです。彼女の家には数日お邪魔させていただきました。彼女のお母さんがふるまってくれたメキシコ料理、 Tacos de Asada がおいしくておかわりしてしまいました。そしておすすめのカフェやレストラン、クリスマスマーケットに行ったりしました。また、昨年度県立大学に交換留学生として来てくれたもう一人の友達とも合流してダウンタウンにあるDrag Showいわゆる派手なメイクや衣装で女装した男性によるパフォーマンスを見に行き、楽しかったです!

そして再び1週間ほどルームメイトの実家で過ごさせてもらいました。テニスをしたりプールで泳いだり、ルームメイトのお姉さんの彼氏さんから教わったトランプマジックをマスターしたり、絵を描いたりクリスマス映画を見たりと、とても充実した日々を過ごさせてもらいました。クリスマスの日の朝、暖炉の前やクリスマスツリーの下にはたくさんプレゼントが置かれてあり、映画で見たような光景を目の当たりにして感動しました!なんと私のためにも私専用のクリスマスソックスが準備してあり、その中には私の好きなものの詰め合わせがプレゼントとしてたくさん入っていました。そして、テンクスギビングブレイク中にお会いしたオハイオ州に住むルームメイトのおじいちゃんとおばあちゃんからもクリスマスプレゼントを送っていただきました。まさかこんなにたくさんのプレゼントをもらえるとは思っていなかったので驚きと共にとても嬉しかったです。どのプレゼントも思い出も宝物です。テンクスギビングブレイク同様、とても濃密な時間を過ごすことができて本当に楽しかったです。

カラフルにデコレーションもできて可愛いクッキーが出来ました!

写真は彼女のお父さん作のラザニアです!