ビショップス大学 国際文化学科3年 菅井杏水<1号 2024年9~10月>

初めに

カナダに来てから約2ヵ月が経ちました。最初に比べたら、友人もできて充実した毎日を送っています。

入学までの流れ

2月末ごろからビザや入学許可、大学寮の申請から履修登録まで去年留学されていた先輩方に聞きながら、一緒に留学に行くメンバーと協力して順を追って進めていきました。コース選択をする際には、英語コースを選択するのが無難だと思います。パスポート、CAQ、Study Permit(学生ビザ)、入学許可証などが揃ったら、本格的に留学に必要なものを買いそろえて準備を進めていきました。

8/28~8/30にインターナショナルの学生のためのオリエンテーションがあったので、8/28の朝にモントリオール空港に到着し、そこから事前に予約した大学のバスに乗って、その日の午後に大学に到着しました。

授業

FRE100: French I

フランス語初心者向けの授業です。週2回あります。基本的に先生が作成したスライドに沿って授業が進んでいきます。先生はフランス語と英語を用いて説明します。ただ、授業の進むスピードが速いのでついていくのに苦労しています。授業内容は、自己紹介や数字、日付、基本的な文法や単語などです。各単元が終わるごとにオンラインの小テストを受けます。また、1カ月ごとにこれまで学習した内容をまとめたオンラインのテストもあります。

FRE115W: Intro Fre Phonetics & Aural Comprehension

フランス語の発音の授業です。こちらも週2回あります。母音や子音の発音、発音の基本的なルールを学びます。先生は英語でも説明してくれますが、基本的にはフランス語で授業が進んでいきます。個人的にはFRE100よりもこの授業の方が難しいと感じました。中間テストでは、オンラインのテストがありました。課題は、文章や会話文を読んで録音するものが主です。

ESL110W: Intro.Eng.Acad Purpose I

英語のライティングの授業です。論理的な文章を書くための句読点の使い方や、客観的な書き方について学びます。授業の進みは少し早いですが、分からないところは質問するとすぐに対応してくれます。ライティングのテストが2回と中間テスト、期末テストがあります。ライティングのテストは先生が丁寧に添削してくれます。課題は、教科書にあるクイズと、別に練習問題もあります。

ESL125: Eng.Phonetics & Pronunciat

英語の発音の授業です。音節やストレス、母音と子音の発音などのルールや仕組みを学びます。少人数のクラスなので、自分の発音が違っていると、先生が指摘して丁寧に直してくれます。実践的で面白い授業です。課題は、文章や会話文を自分で作成し、自分で読んで録音するものが多いです。期末テストでは、短いプレゼンテーションがあります。

大学生活

私が住んでいるのはAbbottという寮です。ルームメイトと共同で生活しています。シャワーとトイレは2部屋に1つ付いていて、共有して使っています。シンプルで使いやすい部屋です。ほかにも地下に共有のキッチンとランドリーがあります。ルームメイトがいると気を遣うことが多いと思っていたのですが、意外とお互いに気にせず電話したり、ドライヤーを使ったりしています。

食事はミールプランに入ればDewiesという食堂を1日に何度でも利用できます。そのほかにも平日(月~木)には夜の9時から11時までシアター近くのPurple Podというカフェテリアが利用できます。フライドポテトやスムージーを買うことができて、お気に入りです。

お昼ご飯
お昼ご飯
ハロウィンの食堂
ハロウィンの食堂
Purple Pod
Purple Pod

大学にはジムや図書館、シアターなどたくさんの施設があり充実しています。ただ、怪我をすると大変です。いろいろな場所をたらい回しにされますし、場所ごとに予約が必要です。実際に私も足首を怪我して松葉杖を使うことになったのですが、必要な治療を受けるのに2週間ほどかかりました。

その他

学校で行われるイベントに参加したり、休日には近くの街に買い物に行ったりしています。また、1週間の休みを利用して友人とニューヨークに行きました。

キャンプファイヤー
キャンプファイヤー
ニューヨーク公共図書館
ニューヨーク公共図書館
タイムズスクエア
タイムズスクエア
近くの街
近くの街
モントリオール
モントリオール

終わりに

英語が聞き取れなかったり、なかなか言いたいことが伝えられず会話が上手く出来なかったりと自分の英語がまだまだだということを実感する毎日です。でも、周りにいる人たちに恵まれて、環境にも段々と慣れてきたので楽しく過ごしています。