ビショップス大学 国際文化学科3年 西中愛美 <最終号 2024年5~6月>

はじめに

日本に帰国してしばらく経ちました。ついこの前までカナダに居たのに、もう遠い過去のような感覚で不思議な気持ちです。これから、カナダでの8ヶ月間を振り返っていきたいと思います。

Bishop's University
Bishop's University

授業について

秋学期も冬学期も興味がある授業を履修することに心がけました。私が特に履修して良かったと感じた授業は写真学入門です。この講義では、カメラやPhotoshopの使用方法だけでなく、写真は「その瞬間を切りとる!」ということを学びました。毎週の撮影課題をするために、寮の部屋や図書館、食堂への道のりなどで写真の題材になりそうなものはないかを意識するようにしました。すると、当たり前に見ていた風景がもっとキラキラと見えるようになってきました。講義で出会った友人と写真を撮りあったり、友人の思い出写真を撮ったりしたのは素敵な思い出です。帰国後は、授業で習った事を活かして家族の写真を撮り、喜んでもらえて嬉しかったです。留学での醍醐味の1つは、YPUにはない授業も学べることだと思うので、留学に興味がある方はぜひ挑戦してみてほしいです。

卒業写真
卒業写真
Bandeen Hall
Bandeen Hall
友達が撮ってくれた写真
友達が撮ってくれた写真

寮生活について

Pollackでの生活は、完全に個室で寮全体も基本的に静かなのでとても過ごしやすかったです。男女共有バストイレも冬学期からは男女で別れたので、より快適に過ごすことが出来る様になりました。Pollackと図書館の間から見えるJonson棟の風景が大好きで、定期的に写真を撮っていました。時々、他の寮生の声が響くことや熱が出た時にバスルームに行くのが大変な事もありましたが、今となっては貴重な経験をしたなあと感じています。

食堂について

私は食堂のメニューの中でも朝ご飯のスクランブルエッグやハムが好きだったので、毎日朝ご飯を楽しみに早起きをしていました。朝の食堂は昼と夜に比べて混んでいないので、ゆったりと過ごすことができました。そしてもう一つの楽しみは、食堂のレジのスタッフさんと話す事です。カナダの冬の朝はどんよりしている事も多いのですが、彼女と話す時間が癒しになっていました。

友人との時間について

留学中いろいろな国から来た友人とたくさん出会いました。一緒に食堂でご飯を食べたり、勉強をしたり、お出かけをしたりと毎日とても刺激的でした。文化や価値観の違いに戸惑うこともありましたが、とても良い経験になりました。特に、友人達とシュガーシャックに行ったことが心に残っています。シュガーシャックの意味はメープルシロップを作る砂糖小屋なのですが、カナダの伝統的な食事を味わうことができます。シュガーシャックに一緒に行った友人は日本語を学んでおり、日本に来ることが決まっていたので帰国後皆で萩を観光しました。これからもビショップス大学で出会った友人達と交流を続けていきたいです。

萩で再会!!
萩で再会!!
近所のスーパー
近所のスーパー
-7℃!
-7℃!
シュガーシャック
シュガーシャック

おわりに

帰国してからは、カナダ生活が終わって寂しいという気持ちと、無事に日本に帰ることができて良かったという気持ちでいっぱいです。8ヶ月間楽しいことも、辛いことも、悔しいことも沢山経験することができました。大学生活の中でビショップス大学に留学できて良かったです。これからは、留学を通して得た出会いや気づきを糧に、将来に向けて一歩ずつ進んでいきたいです。最後に、留学生活を支えてくれた家族や友人、沢山の人に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました!

↓思い出の写真達

写真の授業で仲良くなった友達と
写真の授業で仲良くなった友達と
期末テスト前ギリギリで詰め込む友人と私
期末テスト前ギリギリで詰め込む友人と私
Pollackで友達とお別れ
Pollackで友達とお別れ
カナダ最後のご飯スモークミートサンドイッチ
カナダ最後のご飯スモークミートサンドイッチ
ラストフライトは雪の中でした!
ラストフライトは雪の中でした!