ビショップス大学 国際文化学科3年 磯崎媛和 <4号 2022年3~4月>

はじめに

 8か月にわたる留学生活が終わりました。日本に帰国して、1週間ほど経ちました。日本で過ごしていると、カナダで友人たちと過ごした日々が恋しいです。今回は、冬学期の期末試験と帰国前の生活の様子を報告します。

帰国前の様子の写真

Final Examについて

Quebec Society
 この授業の期末試験はMid termと同様のテストでした。授業で習った単語を定義したり、質問に対して自分の意見を述べたりする問題でした。そして、期末試験には、短めの論文を読んでそれに対してどのように思うのかを答える問題が最後にありました。また、期末課題として、ポスターの制作や最終レポートも課されました。ポスターはクラスメイトとともに題材を選び調べて作成しました。お互いにアイデアを出し合ってより良いものが作れました。

The Art of Persuasion
 この授業は期末試験のかわりに、Final Projectがありました。Final Projectでは、今まで作ってきたスピーチの中から一つ選び、実際に7分間のスピーチを行うものでした。授業で習った説得力ある話し方や、ジェスチャーを使ってスピーチの様子を録画して提出しました。スピーチを覚えて原稿を見ずにできるようになるまで練習しました。時間はすごくかかりましたが、確実に英語力の向上に役立ったと思います。

Oral Discourse
 この授業も試験のかわりに、まとめのプレゼンテーションを行いました。最後のテーマは、学期終了のパーティープランでした。スライド資料を作ったり、今まで習ったイディオムを使用したりしました。冬学期の成果として、英語でのプレゼンが初めのころよりもできるようになったと実感しました。

Introduction to French Phonetics and Aural Comprehension
 Mid term以降に習った内容で期末試験がありました。オンラインのテストで、音声を聞いて答える問題や、フランス語の単語の音声記号を答える問題などがありました。授業の最後に確認クラスがあったので、テストではスラスラと答えることができました。そして、この授業でもFinal Projectがありました。Final Projectでは、物語を実際に音読して録音するものでした。ペアワークだったので、ペアのクラスメイトと一緒に本文を分析して、何度もお手本の動画を見て練習しました。馴染みのなかったフランス語を読むことができるようになったと思います。

3月4月行ったこと

 Final Examが終わると、ついに友人との別れの時がやってきました。多くの学生はFinal Exam後に寮を出ていくのでとても寂しかったです。私はルームメイトより先に寮を出て、帰国しました。お互いに「今までありがとう」、「離れても連絡しようね」と泣きながら別れを惜しみました。

友人たちの写真 友人たちの写真

 ビショップス大学の寮を出て帰国する前には、ケベックシティーとモントリオールを観光しました。ケベックシティーでは、水族館や滝に行ったり、オールドケベックの街並みを観光したりしました。そして、モントリオールでは、植物園やバイオドーム、そしてモントリオールオリンピックパークに行きました。帰国前に様々なところを観光できて、楽しい思い出がさらに増えました。

水族館の写真 滝の写真 ドームの写真

最後に

 最後の2か月間は留学生活の中で一番充実していて、一番短く感じました。Final Projectやレポート、Final Examが同時進行であったため、忙しすぎて頭がパンパンになってしまったときもありましたが、全てやりきることができました。この留学を通して世界中から来た留学生たちと友人になることができ、多くの人に助けられました。新型コロナウイルスの影響で自由に活動できないときもありましたが、限られた状況の中でもたくさんの思い出ができました。この留学を通して得た経験や友人は私の一生の宝物です!!