ビショップス大学 国際文化学科3年 磯崎媛和 <1号 2021年9~10月>

はじめに

 ビショップス大学に来て2か月がたちました。新型コロナウイルスの影響がある中でカナダでの留学生活を無事に過ごせていることに感謝です。これまでの2か月間を振り返ります。

出国~入国

 ビショップス大学への留学にはCAQとstudy permitの2種類のビザが必要です。どちらもオンラインでの登録でした。Study permitの登録には、CAQの承認書類と入学許可書、パスポート、残高証明書などが必要です。加えて、2019年から、バイオメトリクス認証という、指紋認証が必須になりました。私は、大阪のカナダビザ申請センターで行いました。新型コロナウイルスの影響で、私は直前まで留学に行けるかわからず、申請も遅れてしまい、出国の10日前くらいに承認されました。承認された後、飛行機を予約しました。自らすべての手続きを行うのにわからないことが多く、一緒に来た先輩たちにたくさん助けていただきました。
 カナダの入国の際には、出国前72時間以内のPCR検査の陰性証明が必要だったので、私は成田空港で出国当日にPCR検査を行いました。結果が出るまではドキドキでした。無事に陰性証明書を受け取り出国できました。カナダ到着後、再度PCR検査を行いました。私は、2週間の隔離が必要だったので、空港でPCR検査キットを受け取りました。

2週間隔離生活

 大学に到着後は、寮で2週間の隔離生活をしました。隔離中にはArriveCANというアプリをスマホに登録し、毎日健康報告をしました。隔離中には決められた時間に外の(隔離用の)スペースに出ることができたので、閉塞感を感じることはありませんでした。しかし、時差ぼけがなかなか治らず、ずっと寝て過ごす日が続きました。隔離中には、ビショップス大学のサポートの人がZoomを使って毎日連絡をくれました。そして、一日3回食事が届けられましたが、なかなか口に合わず日本食が恋しくなりました。
 隔離8日目には、オンラインでやり方を教えてもらいながら二回目のPCR検査をしました。こちらも陰性だったので2週間の隔離を完了することができました。

授業について

 私が秋学期でとっている授業を紹介します。私は現在、4つの授業を履修しています。

・SL110 Introduction to English for Academic Purposes I(水13:30~16:30)
英語のwritingの授業です。文章を書く際の構成や書き方などを学んでいます。県大のアカデミック英語に近い授業です。

・ESL125 English Phonetics and Pronunciation(火19:00~22:00)
この授業はオンラインで開講されており、英語の発音について学んでいます。単語を発音する際のルールや、母音と子音の発音の仕方について習いました。録音した文章の発音を直してもらえるので、自分の苦手な発音を知って直すことができます。

・FRE100 French I(月木15:00~16:30)
ビショップス大学があるケベック州はフランス語圏なので、フランス語の授業をとりました。毎回新しい内容をするので、授業のスピードが速く復習が欠かせません。そして、確認の小テストが毎週あります。日本語にはないRの発音がすごく難しいです。

・BMK211 Marketing Management(火金16:30~18:00)
ビジネスマーケティングについての授業です。以前から興味があったので履修しました。クラスの中でマーケティング戦略や消費者行動について学びます。また、シミュレーションソフトを使って実践練習として、グループごとにゲーム会社をマーケティングしてクラス内で業績を競っています。

寮と食事について

 寮は、bandeenという寮に住んでいます。一人部屋で、トイレとシャワーは同じ階の学生と共有です。静かな寮で、近くに図書館があります。
食堂を利用するには、ワクチンパスポートが必要なので、私は、食事はすべてテイクアウトしています。テイクアウトの場合メニューが限られているので、日によって全く食べられない日もあります。

休日の様子

 週末は、モールにショッピングに行ったり、友人の家に遊びに行ったり、勉強したり、モントリオールに行ったり楽しく過ごしています。

↑シャーブルックの街並みと滝の写真

フランスの建築様式が取り入れられたシャーブルックの街並みはパリにいるような気分でした。


↑シャーブルックの名物プーチン

プーチンはフライドポテトにチーズとグレイビーソースがかかった料理です。もきゅもきゅチーズとソースの組み合わせがすごくおいしかったです。

↑モントリオールに観光の行ったとき写真

友人にモントリオールに連れて行ってもらいました。ヨーロッパのような街並みは、まるで映画の中にいるような気持ちになりました。

↑Halloweenの様子

Halloweenには、友人と一緒に仮装をして、キャンディーをもらいに行きました。ケベックはフランス語圏なので、"Trick or treat"ではなく"Joyeux Halloween"といいました。

おわりに

 カナダに来て2か月で多くのことを経験しました。新しくできた友人と様々な体験をして、たくさんの思い出ができました。残りの時間を大切に、ここでしかできないことに挑戦していきたいです。