はじめに
雪解けが始まり、寒い日と暖かい日が交互する生活が続く3月と4月です。この2か月はFinal Examに向けた勉強やプレゼンテーションの準備などで、とても忙しい日々を過ごしました。一方で帰国の準備などたくさんすることがあったため、すぐに楽しい日々も過ぎていきました。今回はFinal Examと帰国の準備についてお話していこうと思います。
Final Examについて
今学期受けた授業は4つです。
・ESL126 Oral Discourse I (対面)
第一言語が英語ではない学生向けの授業で、授業評価が主に4つのプレゼンテーションで評価されるため、Final Examはなく、他の授業よりも早く3月中には授業が終わりました。プレゼンテーションの回数を重ねるにつれ、発表時間が長くなっていき、最後のプレゼンテーションは最大5分で資料を使って発表する形式でした。この授業のおかげで、日々の自分の発音を気にかけるようになり、友人にも私のLとRの発音が正しかったか尋ねるようになりました。
・EWP115 English Grammar in Context (対面)
この授業はwritingのスキルを向上させるためのものです。Final Examはなく、テスト期間前までに、これまで提出してきた課題を書き直してポートフォリオとして提出する課題がありました。この授業を通して、アカデミックなエッセイを書く知識やスキルが獲得できたので、卒業論文など書くときに活かしたいと思います。
・SOC102 Quebec Society I(対面)
ケベック州に関する音楽やスポーツ、食文化や民族的文化などから、ケベック州の社会制度や経済、文化、そしてアイデンティティを学ぶ授業です。この授業のFinal ExamはMidtermと同じ形式で範囲も半分の量でした。用語の定義パートと、意見の記述パートの二つで構成されていました。記述パートでは5つの質問に答えなければならず、そのうちの1つは記事を読んで自分の意見を書くという形式でした。この授業で学んだことが、留学生活や友人との会話で発見できることが多々あったため、ケベック州のこと、そしてInterculturalismについてよく知ることができ、履修してよかったと感じる授業でした。
・CDC100 Introduction to Communications : Theory & Practice (対面)
メディアの発達がカナダのコミュニケーション方法にどのように影響してきたか等を学ぶ授業です。さらに、広告がどのように私たちに関わろうとしているのか等についても学ぶため、マーケティングについても学ぶことができます。この授業のFinal ExamもMidtermと同じ形式で範囲も半分の量でした。教科書や授業のパワーポイント、週ごとにあるクイズをもとにした、True/False問題、選択肢問題、そして記述問題がありました。今回のテスト範囲が現代のメディアの問題やグローバル化についての内容だったため、今知っている情報の詳細を学ぶという感じでした。日本や世界に共通するコンテンツがたくさんあるので、学びの多い授業でした。
留学の最後について
Final Examの期間中、または期間後には寮を離れなければならず、たくさんの学生が家に帰っていきます。そのため、食堂で友人に帰国日を聞いたり、自分の帰国日を伝えたり、予定を合わせて友人たちとお別れの写真を撮ったりなどをして、パーティーをしました。お別れはとても寂しいですが、授業や食堂で一緒に過ごした時間はとても楽しかったです!!

先に帰国した中国の友人からもらった火鍋を使ってパーティー!!
また、帰国前には1番の友人たちと1週間ほどの旅行に行きました。オタワやトロントに行き、たくさんの建物や人を見て、そしてたくさん食べました!街を歩いていて、多種多様な人を見ると、カナダは言語や文化をたくさん学ぶ機会があり、自分の視野を広げることができる素晴らしい国だなと感じました。

初めてのナイアガラの滝で少し怖がりながら写真撮影!
ニューヨーク・ヤンキース対トロント・ブルージェイズの野球観戦をしました。観客の応援する仕方が日本とはまた違って、とても面白かったです。
トロントの有名なCNタワーで記念撮影!
帰国の準備について
今回もコロナ禍における帰国の手順をお伝えしたいと思います。みなさんが留学するときにはコロナが落ち着いて通常に戻ることを祈りますが、念のためにみなさんの参考になればと思います。
・飛行機を予約(留学前に往復チケットを購入している人は不要)
・カナダ出国前のPCRテスト予約(72時間以内)
・ワクチン接種証明書の取得
・日本入国のための書類取得(入国の際の誓約書や陰性証明書など)
私は3回目のワクチンをカナダで接種したため、飛行機に乗り、日本に帰国するために接種証明書を取得しました。PCRテスト結果も日本政府が指定する書式で取得することが求められていたため、対応できるクリニックを探しました。私が帰国する時は、コロナが落ち着いていたため、ワクチンを3回接種して、カナダや日本でのPCRテストが陰性であれば隔離がないため、隔離のためのホテルを予約しませんでした。しかし、移動の制限はあったため、出入国前後はホテルを予約しました。
さいごに
今学期もとても早く時間が過ぎていきました。課題にも追われ、友人たちと遊ぶことを楽しみ、とても充実した時間が過ごせました。コロナ禍という厳しい時期でいろいろな制限がありましたが、厳しい状況下でも、カナダ留学にすることができただけでも幸せだなと思います。カナダの文化に触れ、英語力の向上に励み、自分を見つめ直すことができた、とても貴重な体験でした。
