はじめに

　カナダの冬は本当に寒く、人生で初めて－30℃を経験しました。マスクをして外に出ただけで髪の毛は真っ白になりおばあちゃんのようになってしまったり、大学の近くの川は凍って雪が積もるほどでした。最近は0℃を上回る日も増えてきて、暖かくなり過ごしやすい日が増えてきました。ですが、個人的には日本では経験できない寒い日が恋しいと感じています。

冬学期の授業

今学期は以下の４つの科目を取っています。

EWP115 / English Grammar in Context
　この授業では日本ですでに学んでいるけど分かっているようできちんと理解していなかったルールやエッセイの書き方を学ぶことができます。週２回、1時間30分の授業があり、授業内ではQuizをしたり、コンマの位置や様々なWriting に関するルールを学んだりしています。先生は女性の方ですが、本当に優しく気さくな方で発言や質問がしやすく居心地の良いクラスです。Essayの提出後は必ず添削をしてくれるので何を改善するべきなのか知ることができます。いつもEssayの修正をした後にWriting Center に持って行きもう一度添削をしてもらっています。Midtermはオンラインで行われ、1時間30分で2 ParagraphsのOutline（Topic SentenceやSupport sentence、Evidenceなど）を書き、その後に150～300字以内でIntroductionとOne paragraphを書かなければいけませんでした。内容は難しくないため時間以内に終わらせることができました。

CDC100 / Communications: Theory & Practice
　この授業は1時間30分の授業が週に2回あります。毎週10分間の短いQuiz（オンライン）とDiscussionの課題をしなければいけません。メディアやSNS、人や集団、社会の関わり合いについて学ぶ授業で、授業の進度は比較的速い方だと思います。専門用語や聞き慣れない単語も多いので予習や復習は必要です。先生がとても優しい方で、生徒も授業内で発言しやすいとても良い雰囲気のクラスです。Midtermは無事に乗り切ることができました。授業のスライドを見返したり、先生が大事だと言っていた部分を集中的に勉強したりしました。選択式の問題やTrue or False、少しの記述問題と毎週のQuizと同じ形式の問題が多かったです。

ESL126 / Oral DiscourseⅠ
　この授業では全体を通して4回のプレゼンテーションが行われます。プレゼンテーションの手法を学ぶ授業であり、毎回変わったお題に対して変わったVocabularyが与えられ、どのようにプレゼンテーションをするべきなのかとても悩まされます。ちなみに1回目のプレゼンテーションではトランプを使ってマジックを披露しました。クラスメートの反応がとても良かったのでとても満足したのを覚えています。この授業の先生は本当に優しく、プレゼンテーションの仕方だけでなく、発音を正してくれるのでスピーキング能力を高めることができます。

EDU209 / Oral Communication
　この授業では英語を第二言語として学んでいる生徒のリスニングとスピーキングのスキルをどのように高めていくかを語用論や発音記号などを通じて学びます。課題が結構難しく時間がかかる上に授業内でも知らない単語がたくさん出てくるため予習と復習は必須です。授業内ではグループでのディスカッションもあるのでしんどい授業ではありますが、先生はやさしく、面白い授業です。ただ水曜日の朝8時から3時間の授業なので大変ではあります。中間試験はなく、毎週の課題と期末試験で成績が決まります。

Reading Week の過ごし方

　2月26日から3月6日までReading Weekと呼ばれている短い春休みのようなものがありました。今回は友人の家に行ったり、大学でのんびり過ごしたりしました。この1週間は初挑戦のことも多く後悔ないくらい楽しむことができたと思います。ちなみに一番大きな初挑戦はスキーでした。最初は何十回も転ぶから帰りたくて仕方がなかったですが辛抱強く教えてくれた友人のおかげで最後は転ぶことなく滑りきることができました。とても楽しくいい思い出になりました。

まとめ

　留学生活もついに残り2ヶ月になりました。ここまでの6ヶ月間、大変なこともありましたが友人たちのおかげもあり毎日笑顔で楽しく過ごすことができました。いま友人達と過ごしている日常に慣れてしまった分、終わりが見えていることが悲しいですか、残された日々を後悔ないくらい全力で楽しもうと思います。勉強も最後まで頑張って行きたいと思います。