令和6年12月23日(月)山口県立大学講堂にて全学客員教授特別講義、及び同窓会である桜圃会創立80周年記念第45回公開講座を開催しました。当日は、学生、教職員、地域の方など400名を超える参加がありました。
特別講義は山口県出身のフリージャーナリストでニュースメディアの編集長としても活躍してきた浜田敬子さんを招いて、「ニュースを知ることは社会を知ること」をテーマにご講義いただきました。

講義では、新聞記者として取材を続けてきた体験から、実際に現場に足を運んで取材することの大切さを伝えられました。しかし最近では、取材に基づかない情報やフェイクニュースなどがあふれ、真偽の見極めが難しい時代になっていることを具体的な例を挙げて解説されました。

メディアに多くの情報があふれている現代では、いろいろな角度から情報を集め、自分で正しい情報を見極められるようになることが一番大切だと伝えた上で、「ニュースを見ることが社会を知ることにつながる。若い人たちにはもっとニュースを見てほしい」とメッセージをいただきました。

- 講義を聴いた学生からは、
- 「メディアについて深く考える良いきっかけになりました。」
- 「正しい情報かどうか、自分で見抜く力を養っていきたい。」
- 「メディアリテラシーの重要性をあらためて感じることができた。」
- などの声が寄せられました。
浜田先生、素晴らしいご講義をいただき誠にありがとうございました。
講師プロフィール
- 浜田 敬子 氏
- ジャーナリスト
- 前Business Insider Japan統括編集長 元AERA編集長
- 「羽鳥慎一モーニングショー」「サンデーモーニング」「News23」コメンテーター
- ダイバーシティや働き方などについての講演多数。著書に『働く女子と罪悪感』など。