やまぐち学フォーラム「東アジアにきらめく」

 地(知)の拠点整備事業では、山口県の地域課題解決に向けた学際的研究の一つとして、やまぐち学研究チームを構成し、県政課題である「コミュニティづくりや交流人口の増加」に対応して、「有縁文化創生とまちづくり」等、県民の生活の質(QOL)の向上に資する総合的な研究を行っています。

 このたび、やまぐち学研究で取り組んできた研究成果を報告する場として、フォーラム「東アジアにきらめく-やまぐちの新しいアイデンティティを求めて」を開催します。
 山口県の豊かな文化と自然の遺産を伝えてきた先人の経験に耳をかたむけ、やまぐちという地域がこれからどのように東アジアに中できらめいていけばいいのか、基調講演やパネルディスカッションを通してともに考えていきます。

 今回が、平成25年度の「桜圃寺内文庫の可能性」、平成26年度の「やまぐちの環境をまもる―工と農を結んで」に続く、第3弾プログラムとなります。多くの方々のご参加をお待ちしています。

日時・場所

平成28年3月30日(水) 13:30~17:15(開場 13:00)
山口県立山口図書館レクチャールーム (山口市後河原150-1)

※入場無料、申込み不要

プログラム

■基調講演
演題: 忘れられたやまぐち人とやまぐちの自然 ― 宮本常一・玉野井芳郎・山尾三省をめぐって
講師: 安渓 遊地(山口県立大学国際文化学部教授)

演題: 文人総督上山満之進と画家陳澄波----防府市と台湾嘉義市の文化的交流の可能性
講師: 児玉 識氏(水産大学校名誉教授・上山満之進研究会)
   

■ブックレット紹介&パネルディスカッション
コーディネーター:
 安渓 遊地(山口県立大学大学院国際文化学研究科教授)
 金 恵媛(山口県立大学大学院国際文化学研究科教授)

パネラー:
「富海の躍動」
 出穂 稔朗氏(富海史談会会長)

「歴史的建造物・寺内文庫を活かす地域づくり」
 斉藤 理(山口県立大学大学院国際文化学研究科准教授)

「防長尚武館の寺内正毅・寿一関係資料」
 伊藤 幸司氏(九州大学大学院比較社会文化研究院准教授)

「山口と韓国をつないだ仙崎港の歴史と今」
 金 恵媛(山口県立大学大学院国際文化学研究科教授)

やまぐち学フォーラムリーフレットやまぐち学フォーラムリーフレット (PDF:1.4MB)

※参加者の方(先着250名)には、ブックレットを進呈いたします

問合せ先

山口県立大学国際文化学部 地域学研究室
TEL: 083-928-5496
E-mail: ankei◎fis.ypu.jp(◎をアットマークに替えてください)