みんなきてきて!ゴハンジャーと発見だ☆ ~おいしいごはんとたべもののヒミツ~


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 栄養学科の課外活動の1つ「食育プログラム開発チーム 食育戦隊ゴハンジャー」では、地域の子どもたちが楽しみながら食について学べる食育プログラムを行っています。

 10月22日(土)に、児童センター美祢にて開催された「集まれ元気キッズ~親子で楽しむ食育広場~」に参加しました。その中で、子ども達を対象とした食育活動「みんなきてきて!ゴハンジャーと発見だ☆ ~おいしいごはんとたべもののヒミツ~」を企画し、2つの食べ物ゲームと紙芝居の読み聞かせを行いました。

いつの食べ物?ゲーム


 釣り竿で釣った食べ物カードの旬の季節を答えたり、くじでひいた季節の旬の食べ物カードを釣り竿で釣ったりするゲームです。
 ゴハンジャーメンバーの学生たちは、子どもたちが楽しく旬について知ることができるように説明し、理解したうえでゲームが楽しめるよう心掛けました。自分の好きな食べ物を楽しそうに釣り、「暑いときによく食べるかな?寒いときかな?」などという学生の声掛けを元に、真剣に旬について考えている子や、難しい季節を引いても一生懸命に旬である食べ物をたくさん探し出し、その正誤に一喜一憂する子もいて、どの子も、とても生き生きしていました。

においであてよう!クイズ


 すりおろしたり刻んだり潰したりした食べ物のにおいを嗅いで、何の食べ物かを答えるゲームです。
 ゴハンジャーメンバーの学生たちは、「どんなにおいがする?」「何の食べ物かな?」などの問い掛けをしました。答え合わせの際に、「食べ物にはいろいろな匂いがあるからおうちでも他の匂いを探してみてね」と声をかけたり、「すりおろす前と後では、においに大きく違いがあるんだよ」と伝えたりしました。実際にゲームをした子どもたちは、普段よく食べているものをすぐに当てることができたり、とても苦戦し何度も紙コップを嗅いでみたりと様々な表情を見せてくれました。

おいしいごはんをありがとう!


 食事の前後のあいさつ「いただきます」と「ごちそうさま」に焦点を当て、その挨拶に込められた、たくさんの人や食べ物への感謝の気持ちについて伝える内容の紙芝居の読み聞かせです。
 紙芝居はイラストだけでなく、仕掛けを設けており、見てびっくり、聞いて勉強になる楽しい紙芝居となっています。ゴハンジャーメンバーの学生は、ただ一方的に話すだけにならないよう、子どもたちとのやりとりを交えながら紙芝居を進めるよう意識しました。子どもたちはとても興味津々に聞き入っていました。
 また、保育園の先生方のご厚意により、大勢の園児とその保護者さんの前で紙芝居を読み聞かせる機会をいただきました。


 今回のプログラムでは、地域の子どもたちに2つの食べ物ゲームに挑戦してもらったり、食事の前後のあいさつの意味についての紙芝居を聞いてもらったりする中で、楽しく食べ物や感謝の心について学んでもらうことができました。
 子どもと学生との距離が近かったため、1人の子どもと長く接することができ、中にはゲームが楽しく何度も遊びに来てくれる子どももいたため、食べ物の特徴をたくさん知ってもらうことができたのではないでしょうか。
 学生にとっても、子どもたちにとっても、楽しく互いに学びあえる有意義な時間となりました。