2023.06.13

"文系DX人材の育成"キックオフシンポジウムを開催しました


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本学と山口大学、山口学芸大学の3大学が取り組むSPARC事業「ひとや地域(まち、文化、教育)のwell-beingに貢献するDX人材の育成」を多くの人々に知っていただくため、3大学の共催で"キックオフシンポジウム"を2023年5月16日にKDDI維新ホールで開催しました。

第1部の事業説明、取り組みの報告に続いて、第2部では、株式会社国際社会経済研究所の西岡満代氏、Quantum Analytics合同会社CEOでデータサイエンティストの古屋俊和氏が基調講演を行いました。

続く第3部では卒業生、在学生が加わってパネルディスカッションを開催しました。最初に国際文化学科の阿部真育准教授が文系DX人材について説明を行い、本学からは、2021年3月に国際文化学科を卒業し、現在(株)弘法に勤務している井上沙織さんと、国際文化学科4年生の内藤 海さんが登壇しました。

井上さんは、自身が携わっているドキュメントソリューションを学校に提案していることを紹介した上で、DXを進めるには文系の得意とする提案力が必要と説明しました。内藤さんは今後DXを進める上では雇用する側の意識もキーポイントになるのではないか、意思決定する企業の上層部には上の世代が多く、変革に対応できるのかといった疑問を投げかけました。

このシンポジウムの様子については、一般社団法人やまぐち共創大学コンソーシアムのウェブサイトでも紹介しています。

https://www.yamaguchi-sparc.jp/

阿部真育准教授
国際文化学科の阿部真育准教授
井上沙織さん
(株)弘法の井上沙織さん
(2021年3月国際文化学科卒業)
内藤 海さん
国際文化学科4年の内藤 海さん