スペイン ナバラ州立大学のイドヤ フェルナンデス-パン博士が来日され、栄養学科棟で『A Taste of Spanish Food Culture』と題して、セミナーを開催しました。
セミナーでは、スペインの食文化の歴史やスペイン人の食文化に欠かせないオリーブオイルの製法等について、お話しいただきました。スペイン人にとってオリーブオイルは、日本で言う「ごはん」と同じくらい大切なものだと教えていただきました。
その後、実際にスペインでオリーブオイルの評価をする人たちと同じ方法で、スペイン産のオリーブオイル3種類をテイスティングしました。参加者はテイスティングの方法を学びながら、それぞれのオリーブオイルによる香りや味、後味の違いを楽しんでいました。また、イドヤ博士は20種類ものオリーブオイルを食事の中で使い分けており、スペイン人の中には50種類くらい使い分けている人もいるのではないかというお話もあり、その種類の多さに驚きました。
セミナーには、学生及び教職員33名が参加しました。今回のセミナーを通じて、スペインの食文化を身近に感じ、参加者はイドヤ博士と交流を深めることができました。