弘津公子教授は、平成19年、本学栄養学科に応用栄養学分野担当の教員として着任され、栄養学科及び大学院健康福祉学研究科において、応用栄養学分野、特に高齢者の介護予防やスポーツ栄養についての優れた識見を活かし、教育・研究に尽力されてこられました。その業績に対して、平成23年度山口県立大学桜圃桜圃学術三賞（研究賞）、令和4年度桜圃学術三賞（教育賞）が贈られています。また、レノファ山口のユース選手や西京銀行の行員が所属するバトミントンチーム「アクト西京」の選手に対して、競技力を高めるための栄養面でのアドバイスを行うなど、地域貢献活動も積極的に進められ、その貢献に対して令和４年度桜圃学術三賞（地域貢献賞）が贈られています。
渡邊朝子教授は、山口女子大学時代より現在の山口県立大学に至るまでの40年以上の長きにわたり、家政学部食物栄養学科、生活科学部食生活科学科、生活科学部生活環境学科、看護栄養学部栄養学科において微生物学、食品衛生学領域の教育、研究に大きな業績を残されてきました。特に、研究領域ではヘリコバクター・ピロリ菌の走化性に関する研究、近年は県内で生産された鶏肉について食中毒の原因菌であるカンピロバクター汚染の低減に関する研究を精力的に進められてきました。これらの業績に対しては平成12年度山口県立大学桜圃学術賞（自然科学賞）、平成16年度桜圃学術三賞（桜圃教育賞）、令和4年度桜圃学術三賞（桜圃研究賞）が贈られています。さらに、栄養学科においては、教育の内部質保証のシステム作り及びその展開、実質化において学科の牽引役として、多大なる貢献をされてきました。
以上、2名の先生の最終講義を以下の通り開催いたします。どうぞご参加ください。
タイトル
弘津公子 先生
「サクセスフル・エイジングを目指して ― 栄養学による地域貢献 ― 」
渡邊朝子 先生
「細菌に学ぶ、生き方の流儀」
日時
2023年3月20（月） 14:00～16:40
会場
山口県立大学北キャンパス2号館3階 B301教室（ZOOM配信あり）
申込方法
・学内教職員および栄養学科学生：申込みは不要です。
・栄養学科以外の学生及び学外の方：
申込みフォームより参加のお申込みを承ります。
申込みフォーム
【申込み締切】3月17日（金）16：00まで
お問合せ先
山口県立大学 看護栄養学部事務室
TEL：083-933-1450（平日8：40 - 17：10）
mail：kangojim2●n.ypu.jp （●を@に変えて送信してください）