技術系公務員の仕事を学ぶ1dayキャリア学習会を開催しました


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2013年8月12日(月)13時~桜翔館にて、食の安心・安全と技術系公務員の仕事を学ぶ1day学習会を行いました。
山口県庁環境生活部生活衛生課食の安心・安全推進班の金重竜信主幹と松井宜夫主任技師にお越しいただきました。

はじめに、松井さんのこれまでのお仕事のご紹介から、技術系公務員がどのような仕事をするのかを学びました。一般職の公務員と異なり、環境生活部と健康福祉部という特定の部署に配属され、専門性の必要とされる仕事内容であることを再認識しました。


次に、生活衛生課が県内各所で開催している「食の安心・安全に関するワークショップ」を実際に体験しました。まず、金重さんから食中毒に関する情報提供をいただき、それを基にグループごとに「発見」や「驚き」、「気付き」について意見を出し合いました。

最近多くの発症が報告されているカンピロバクター、ノロウイルス、腸管出血性大腸菌という3つの食中毒について、それぞれの細菌やウイルスの感染経路や予防策を学びました。これまで知らなかったことを新たに知ったり、改めて食中毒の恐ろしさを感じる声が上がっていました。

その後、「学生生活で食中毒にならないために」というテーマで、グループ毎にディスカッションを行い、最後に各グループ2分ずつ発表を行いました。
手洗いや調理器具の衛生管理、食材の購入や調理の方法、普段から正しい情報を得たり、調理者が感染源となることがあるため調理に携わる場合は健康状態を日ごろからチェックすること等の重要性が確認することができました。


最後に、県庁のお二人から質問への回答をいただき、学習会は終了となりました。
技術系公務員や県の職員の仕事について関心のある学生は、終了後も積極的に質問を投げかけていました。

技術系公務員という仕事の様子を知るとともに、大学で学んだ専門をもとに食の安心・安全についての仕事を進めていくこと、また、情報交換会の開催等により県民に理解を広めることも、技術系公務員としての大切な仕事であることを学ぶことができました。