ナバラ州立大学 国際文化学科3年 新宮萌花<1号 2025年9月~10月>

8時に日が暮れていたパンプローナも徐々に日照時間が短くなってきました。日本の皆さんはどのようにお過ごしでしょうか。

留学生活が始まって2か月になり、入国や授業について紹介したいと思います。皆さんの留学の参考になると嬉しいです。

留学準備と入国

私は日本時間の8月19日の午前10時にソウルに旅立ちました。ソウルでもう一人の留学生と合流し、ソウルからアブダビを経由してバルセロナに到着しました。待機時間も一緒に行く人がいると観光になると思うので、トランジットも楽しんでみてください!

アブダビでの観光
ドバイチョコ
アブダビでの観光とドバイチョコ

スペイン留学で大変だと思ったことが、ビザの申請です。ビザの申請ができるのが3か月前ということもあり、航空券もとっているので遅れるわけにはいかないという気持ちでした。ビザ申請予約に約1か月かかります。そして、実際に受け取るまでに2か月かかると聞いていました。地方からのビザ申請(山口→ 東京で)になったので、郵送で受け取れたのはありがたかったのですが、ビザがいつ届くのか、気が気ではなかったです。2週間ほどで受けとることができ安心しました。大学の入学許可証が必要になるので、スペインの大学からの書類をできるだけ早く提出して、すべての工程をできるだけ早く進めることをおすすめします。

ホステルと家探し

私はパンプローナに着いてから、1週間ほどホステルに滞在する予定でした。しかし、最初の1日目に同部屋だった方に恐怖心を抱いたり、埃が多かったのかくしゃみと鼻水が止まらなくなったりしたので早めに退出することにしました。しかし、ホステルで出会った方とご飯を食べに行ったり、一緒に出掛けたりできたので、悪いことだらけではなかったと思っています。家を見つけるためにできるだけ安く費用を抑えたい人におすすめです。

実際に家探しを始めたのはホステルの環境が自分に合わないと思ったときからでした。幸いなことに国際交流部門からのメールで、以前県大の学生が住んだことがある家に空きがあるということでそちらを尋ねることにしました。オーナーの方がすごくいい方で、すぐに移ることに決めました。

スペイン語コースと授業

ナバラ州立大学は留学生向けに授業開講の1週間前からスペイン語コースが始まります。私は一番下のコースで参加しました。(ちなみに県大では、私は2年の後期にスペイン語を聴講し、3年の前期に受講しました。同じ授業を2回受けている状態です。)この時点で、国同士でグループができていると感じました。今は授業も始まっているのですが、スペイン語は国同士で固まっているイメージです。

続いて皆さんが気になっている授業についてです。現在私はスペイン語1、言語:英語2、ヒスパニックカルチャーを受講しています。授業を履修するにはパソコンで授業の時間帯を確認しながら調整し、チューターの先生に確認してもらう必要があります。

スペイン語1はアルファベットや数字など最初から丁寧に教えてくれます。最近テストがあったのですが、採点方法に文化の違いを感じました。間違えたら−1ではなく、空欄で−1となり、間違えについては−0.25になります。先生曰く、間違えたらチャンスらしく、そのテストの間違いについての解説はありますが、解答用紙は返却された後、再度回収されます。間違えた問題は素早くノートにまとめておくことがよいと思います。

次に英語についてです。英語はB2レベルが最低ラインで必要だと言われていますが、文法はそんなに難しくないと思います。ネイティブはこんな風に使うよという説明があります。この授業はスペイン人の学生に開講しているので、スペイン語での解説があります。そういう時は割り切ってChatGPTを使っています。スペイン人からすると文法より発音することが難しいようです。

最後にヒスパニックカルチャーです。この授業はチューターの先生が担当していて、履修はこれで大丈夫か確認したときに、"自分の授業だから大丈夫だよ。無理だったら次のセメスターもあるし!"といった感じでした。しかしその言葉を信用してしまったことが間違いでした。周りの学生はスペイン語のレベルがB2,B1だと思われます。A1レベルの私が参加するには無理があったのです。はじめの授業で何を言っているか分からなかったのですが、先生が大丈夫だと言っていたし、問題ないだろうと思いました。もし、難しいと思うようであれば、授業を変えることが出来る期間に変えておくことが良いと思います。

しかし、この授業は、さまざまな国の学生が参加するので友達を作るのにはいい環境だと思います。スペイン語に自信がある方は是非!

スペイン語の授業は週に2時間あります。全く理解できない授業を受講することは本当に精神的に不安定になるので、「人が言っているから大丈夫だ、先輩が受講しているから大丈夫だ」と考えるのではなく、自分の基準で決めることが大切です。

スペインの大学側はヨーロッパ圏内の学生と同じように扱います。文化も言語も全く違う私たちにとって、しんどい、つらいと思う期間が他の学生と比べて長くなると思います(特に女性は国同士で固まる傾向があるので友達作りが大変に感じるかもしれません)。いかに安心できる時間や場所、友達を作れるかが留学を楽しむキーになると思います。他の国に留学している友人と比較して、本当に自分も楽しめるのか思い悩んだり、自信を持てないと感じたりすることが多くあります。就職活動も日本時間との時差が授業時間と被ることもあるので不安もあります。これから、どのように留学と就職活動をしていくのか4年で卒業される方の参考になれば幸いです。

キノコ狩り
カフェ
キノコ狩りに行った様子。オーナーの方が自分のカフェに呼んでくれてごちそうになった後に一緒に行きました。