共同研究の事例


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晩餐会用ドレスの開発に関する企画および制作

共同研究課題/晩餐会用ドレスの開発に関する企画および制作
共同研究実施希望者/有限会社ナルナセバ
共同研究者/生活科学部環境デザイン学科 教授 水谷由美子

 有限会社ナルナセバは2002年に山口県立大学大学院修了生によって設立された大学初ベンチャー企業である。その後、山口県立大学大学院のサテライト研究室を併設し、衣造形研究室(担当教員 水谷教授)の研究生とともに市場調査や山口の地域文化に着想を得た商品開発を行ってきている。
 この共同研究は、研究の目的に産学連携によるファッション業界の需要理解とファッションビジネス研究の進展を目指すものとなる。
 また、研究開発ドレスは、安倍昭恵内閣総理大臣夫人の協力を得ながら「山口らしさ」あふれるものとする予定である。

共同研究目的

1)地域文化に密接したブランドコンセプト立案、ブランドアイデンティティ構築に向けた商品を開発する。
2)オーダーメイド製品に対する付加価値と顧客満足度を高め、注文ドレス開発の可能性を探る。
3)晩餐会用ドレスの制作を通して、山口の文化とファッションの融合を広く内外にアピールする。

共同研究期間

平成18年9月11日~平成19年3月31日

共同研究計画

Ⅰ 基盤構築:晩餐会用ドレスの開発のための基盤研究
 1)ドレスの受注ビジネスとシステム構築
 2)クライアントとの交渉法の構築
 3)素材コーディネートのシステム構築
 4)デザインの提案手法の構築
 5)スケジュール管理法の構築
 6)仮縫い等の手法構築
 7)最終仕上げと納品法の構築

Ⅱ 開発研究:晩餐会用ドレスの開発
 1)晩餐会用ドレスにおけるデザイン条件の研究
 2)クライアントの要望の聞き取り
 3)デザインの提案
 4)素材の開発あるいは取得
 5)デザインの決定
 6)パターンメイキング
 7)シーチングによるモデル制作
 8)仮縫いとフィッティング
 9)本縫い
 10)完成

Ⅲ 販路計画:メディア広報、ファッションショー等