「東部地域グローカル人材育成事業に携わる」

山口県教育庁高校教育課が主催する「東部地域グローカル人材育成事業」に、メンターとして参加しました。このプログラムは、「地球規模・国際的(グローバル)な視点や経験を活かし、地域(ローカル)社会に貢献する人材の育成」を目的としています。事前・事後学習に加え、ハワイでの研修を含む内容で構成されており、旅行業界や教育関連企業の職員と連携しながら活動を行います。大学生1名につき約10名、総勢約100名の中高生の学びを支援し、リーダーシップ力の向上を図ります。また、e-ポートフォリオを活用して中高生の学習状況を可視化し、より効果的な支援を行っています。
「AI・若者・消費者のアイデアを比較する:スーパーマーケットの売り場戦略」

山口県を中心に98店舗を展開する企業では、スーパーマーケットの新しいモデルづくりを進めています。人気の高い店舗を回り、社員からの講義、DX活用に関する講義などを聞き、売り場戦略を考えました。韓国やベトナム等からの留学生と日本人学生が「世界を味わう!山口を味わう!」と題したセットを考え、AIが考案ものと比較しました。店舗入り口に大型パネルと実物を置き、チラシを配って投票してもらうほか、どの売り場で買えるかのサインも掲示しました。大学生とAIの提案に対する評価は同じでしたが、地元食材のほうが好まれるという結果を得ました。
「大学生の目線から考える広報・広告手法」

若年層の県内交流人口増加を目指して、デジタルを活用した広報手法を模索しました。YouTube、TikTokでそれぞれショート動画を投稿し、県内観光資源の情報発信に取り組みました。また、学生ならではの目線で選挙啓発動画の作成にも取り組んでいます。若年層の投票率UPを目的とした選挙啓発動画を作成し、学生の目線がよく反映された動画が出来上がりました。交流人口増加に向けたPRや、観光広告コンテストなどにも取り組みます。
「やまぐちを支える安心安全マップ&山口市のイベントマップ」「古民家アイデアの提案」

山口県デジタル政策課((一財)山口県デジタル技術振興財団)と連携し、オープンデータを活用した県内地域で役立つダッシュボード作成を行いました。Power BIを使用して、山口県のオープンデータを活用したダッシュボードを作成し公開しています。データを活用し、山口県内の安全・安心マップと山口市内のイベントを表示する2種類のダッシュボードを作成することができました。また、山口県オープンデータ可視化チャレンジに参加しています。古民家再生プロジェクトではフィールドワークを行い、建設会社や不動産業界の専門家からの助言をえながら提案を行いました。
「DXでまちをキレイに!社会課題のごみ問題を解決しよう」

路上のごみ投棄を抑制し、環境美化と持続可能な街づくりを目指すプロジェクトです。AIで収集したデータを分析・可視化し、行政への提案や市民への啓発活動を行います。現場観察や対策の検討、SNSやポスター等による情報発信を通じて、DX活用・プロジェクト推進力を実践的に学びます。AIによるデータの収集・分析、現地視察が完了し、どのような場所にごみが投棄されるのかを把握したところです。また、ごみ投棄の抑止に関する事例・文献調査も行っています。
「電動車いすWHILLの活用プラン提案」

高齢化が進むと、長い距離を歩くことが困難な方が増えることが予想されます。そのような中、「自由に移動を楽しむ」ことをコンセプトとしたスタイリッシュな電動車いすが製品化されました。本プロジェクトでは、市民や観光客が集う新しい拠点として2025年にオープンした「湯田温泉こんこんパーク」を活動の場として、電動車いすWHILLの活用プランを提案します。高齢者の外出機会の増加、市民の交流促進につながることを期待しています。