日本文化実習

「日本文化実習」は、日本文化コースで学ぶ学生を対象として、専門演習(3年生)・卒業演習(4年生)において求められる基礎的な知識・経験を身に付けるための授業です。内容は、日本文化に関して調べものをする際に用いる辞書・事典類や各種データベースの紹介をはじめ、古文・漢文などの読解法、あるいは古い書籍の実物やレプリカを用いた実践的なレクチャーなど、多彩な分野に及びます。
文化創造ワークショップ

「文化創造ワークショップ」は、2年生を対象とした両コース共通の授業です。文化継承のエキスパートとして活躍している講師をお招きし、学生側からの「地域への提案」について評価を受けながら学びを深めていきます。ホワイトボードを効果的に用いた情報集約法等を通し、創造・課題解決力を愉しみながら習得することができます。
CG実習

「CG実習」では、デザイン表現や高度なプレゼンテーションにおいて必要となるCG ソフトウェアの機能を理解し、操作方法の修得を目指します。また、アイデアを視覚化するための実習を通して、自らの着想を具体化していくための基礎的な技術を身に付けます。そして、平面・立体・メディアなどさまざまなデザイン領域の制作を重ねていくことで、表現力と発信力を高めていきます。
地域デザイン実習

地域デザイン実習は「地域を題材とする総合実習」として開設された科目です。デザインプロセスにおける知識と技術の修得、地域が抱えている課題や地域資源についての検証、学生ならではのアイデアを社会に向けて発表・発信するための実践的な行動力の修得などを目標とします。写真は、宇部市の彫刻を題材としたホームページのデザイン案です。企業や地域団体と連携する機会もあり、実践的な学びを展開しています。
SPARC 教育プログラムに関する科目
山口県立大学では、山口大学・山口学芸大学と連携し、地域や社会の課題を見つけ、デジタルの力で解決できる人材を育てることを目的とした「SPARC教育プログラム」を実施しています。
「SPARC教育プログラム」では、次のような科目を開講しています。
知的財産入門

土地や机などのように形のある財産とは異なり、知的財産はアイデアや情報など、形のない「無体物」として存在します。グローバル化や情報化が進む現代において、知的財産の仕組みや活用方法を理解しておくことは、将来の仕事や生活にも役立ちます。
地域学/国際文化実践論

地域で実践的に学ぶために必要な知識や考え方、行動力を育てる授業です。企業や行政などからゲストを招き、地域課題に対してどのような人が、どのような方法で解決を目指しているのかを学びます。特にデジタルやデータの活用に注目し、他大学の学生と協働しながら課題解決に取り組みます。
DXによる課題解決(PBL)Ⅰ・Ⅱ

県内外の企業や行政、民間団体と連携し、実社会の課題に取り組みます。2年次までに学んだ知識や視点を活かして解決策を考え、地域で実証しながら改善を重ねます。社会人から専門的なフィードバックを受け、自らの成長と達成感を実感できる実践的な学びです。
これまでの実施プロジェクトは こちら