教育理念
地域の周産期医療及び母子保健の発展と向上に資する専門職としての知識と技能を有し、助産及び女性の生涯にわたる健康保持を支援できる実践能力を備えた自律した助産師の育成を目的とします。
人材養成の特徴
- 女性と乳幼児、その家族及び地域を対象に、自律した専門職として地域の母子保健の発展・向上に貢献できる能力を育成します。
- 助産及びライフサイクル各期の女性が抱える健康課題に対して、専門職として援助できる基礎能力と実践力を育成します。
- チーム医療・看護において協働できる能力を育成します。
入学者受入方針(アドミッション・ポリシー)
- 助産の基礎を学ぶために必要な看護学の知識と技術を身につけている
- 看護職としての論理的思考力、問題解決力、表現力を身につけている
- 他者の多様な価値観を尊重し、自らの行動に責任を持ち、協働して物事に取り組む力を有している
- 助産に対する課題に関心があり、山口県の母子保健の向上に貢献したいという意欲がある
修業年限
1年
定員
- 8名/一般選抜4名・特別選抜4名
- ※定員は予定であり、変更があり得ます。
特色ある取り組み
少人数制での学び
別科助産専攻は、学生8名、教員3名と少人数です。(令和7年4月現在)。
学生の背景や年齢もさまざまですが、学生全員が助産師という一つの目標に向かって1年間 日々、切磋琢磨していきます。
講義風景
講師には、本学教員の他にも臨床助産師・保健師・産科医師・小児科医師・歯科医師・薬剤師・管理栄養士・心理カウンセラー・認定遺伝カウンセラーなど、多岐にわたるスペシャリストを迎え、助産を多角的に捉えることのできるカリキュラム構成となっています。
(写真は補完代替え療法の応用・会陰縫合の演習風景)


事例検討会
実習で受け持たせていただいた方の事例検討会を行っています。
自分が実習中に行ってきた助産ケアについて、文献をふまえて考察したケースレポートを作成することで、深く助産を考えていく機会となっています。また、発表会で学生間のケースレポートについてディスカッションを行い、より良い助産ケアについての学びを深めて助産学生としての1年間を修了していきます。


入職前実践能力向上教育
学内の演習設備を使用して、助産技術の振り返り実践を行いながら、就労に向けた心理的・技術的な準備性を高めるための研修を自由参加で行っています。
毎年、助産師国家試験終了後から別科助産専攻修了までの期間に実施していますが、学生は皆、熱心に研修に参加しており、これまでの学びで修得してきた技術を確認し、4月からの助産師としての自分をイメージする機会となります。


