センター大学 国際文化学科4年 田中夕莉子 <最終号>

はじめに

 アメリカの留学生活が終わり、日本に帰ってきてから早くも一か月が経ちました。たまに、自分が本当にアメリカにいたのか疑問に思うことがあります。最終報告として、期末試験とホストファミリー・友人との別れをまとめます。

期末試験

 まず、期末試験の日程について話します。期末試験は5月8日(水)に授業が終わり、一日空けた5月10日(金)から5月15日(水)までが期末試験でした。間に土日を挟みますが、その日もテストがあります。私も日曜日に中国語のテストがありました。また、友人の中には、金曜日の夜7:30~10:30にテストがある子もいました。  次に各授業の期末試験について簡単に説明します。

Microeconomic Analysis
 最終試験と、その1週間前にクイズがありました。最終試験の内容は、中間試験後に勉強したところでした。最終試験に向けて友人と一緒に夜中の3時まで勉強したのですが、夜中の2時を過ぎた頃に些細なことでお互い大笑いをしたのは良い思い出です。次の日は8時から授業だったので、比較的朝に強い私が、友人を起こしに部屋まで行きました。

Fundamentals of Chinese-2
 秋学期と同様、スキット(2・3人のペアで劇)、インタビューテスト、筆記試験がありました。秋学期よりも内容が難しくなり、特にインタビューテストができるか心配していましたが、教授がとても優しくして下さったので、リラックスしてできました。

Topics in Writing Better College Writing
 最終課題として4~6枚のレポートと、最終試験は主に文法や文章構成の問題でした。この授業でのレポートは一回出したら終わりではなく、何度も書き直して作ります。教授にアドバイスを聞きに伺うと、アイディアが次々と出てきて、感動しました。期末試験は、中間試験と似た内容で、比較的簡単だったと思います。

ホストファミリーとの別れ

 帰国の3日前、ホストファミリーが夕食に招待してくれました。夕食前に子どもたちとトランポリンで遊んで、子どもたちの元気の良さにテスト疲れも吹き飛びました。本当の家族の一員のように接して下さっていたため、別れがとても辛かったです。最後に家族一人ひとりとギュッとハグをして別れました。皆のぬくもりは忘れません。


ホストファミリーの長女と次男です。本当にかわいい

ホストファミリーの次女です。9か月間の成長に驚かされました。

友人との別れ

 留学最終日、空港まで車で送ってくれたり、夜中出発なのに、学内で見送ってくれたり、本当にたくさんの素晴らしい友人に恵まれたと実感しました。食堂で一緒にご飯を作って食べたり、卓球をしたり、勉強したり、友人と過ごしたすべての時間がとても楽しくて、宝物です。その分、別れが辛かったですが、今でも連絡を取り合う友人も多いです。簡単に会えない距離にいると思うと寂しいですが、これからも電話やメールで連絡を取り続けたいと思います。

おわりに

 留学が始まったばかりの頃は辛いことが多く、先の留学生活に不安を覚えたこともありました。しかし、留学を終えた今は、留学できて本当に良かったと思います。そう思えたのは、友達、ホストファミリー、教授など周りの人の支えがあったからだと強く感じます。これからも周りの人に感謝を忘れず過ごしたいです。