ビショップス大学 国際文化学科3年 磯崎媛和 <最終号 2022年5~6月>

はじめに

 日本に帰国し3か月が経ち、今振り返るとカナダで過ごした8か月間は、創造していた以上にあっという間で、一瞬の出来事だったように感じます。今回は、カナダでの貴重な経験を通して私自身が得たことについて報告します。

留学を通して得た2つのこと

1.かけがえのないたくさんの友人との出会い

楽しいときも辛いときも共に時間を過ごし育んだ友情

ロッククライミングの写真
休日に行ったロッククライミングの1コマ

みんなでショッピングやカフェでお茶をして楽しい時間を過ごしました。

友人との写真1

大好きなルームメイトと
約4か月一緒に過ごしたルームメイトは私の家族です。今でも連絡を取り合っています。

友人との写真2
友人との写真3

友人と再会の約束した別れ
荷物を運ぶのを手伝ってくれたり、見送りに来てくれたりしました。
今では、世界各地に留学を通してできた大切な友人がたくさんいます。

2.一歩踏み出す勇気

 留学中には、様々なことに挑戦しました。特に、自分から一歩踏み出して行動するように意識しました。初めて会う人にも勇気を出して話しかけ、会話を続けるようにしました。そして、留学の後半にはルームシェアの寮に変更しました。変更するときは、違う文化圏の人と生活することに大きな不安がありましたが、実際にしてみると仲良くなることができ、たくさんの思い出ができました。初対面の人に話しかけたり、初めてのことに取り組んだりするときは、不安なことも多いけれど、そこでやめずに少しの勇気をもって挑戦していくことが何より大切だと学びました。

最後に

帰国前の様子の写真

 振り返るとコロナ禍での留学では様々な制限のために思うように行動できないこともありましたが、限られた中でたくさんの人に出会い、友人たちと一緒に勉学に励むことができました。
 そして友人からも大切なことを学びました。
 彼らは自分自身の将来について明確な目標があり、それをどうすれば実現できるのかまで考えを持っています。  「自分が思い描く夢や目標を実現するために考える」
 当たり前のように聞こえますが、私は今まで人生の中で何がしたいのか、どんな将来を送りたいのかを深く考えたことがありませんでした。
 しかし、この出来事をきっかけに自分自身と向き合うことが出来ました。
 また、自分から一歩踏み出して行動することの大切さを再認識しました。ここでしかできない多くの経験は、私の大学生活の誇りです。そして、留学を通してできた友人たちは一生の宝物です。