釜山大学校(2018年度交換留学生)国際文化学科3年 村田恵 <5号 2018年11~12月>


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はじめに

 12月末に後期の期末試験が終わり、約8か月間の留学生活が終わってしまいました。今回は、帰国準備と留学した上での気づきについてまとめます。

荷物について

 帰国するにあたって、郵便局からEMSで荷物を日本へ送りました。郵便局は学内の문창회관(文昌会館)の近くで、コンビニエンスストアやカフェ、食堂がある建物の2階にあります。送料は荷物の大きさではなく重さで決まるようです。私は思ったより荷物が多く、32kgで1万6千円ぐらいかかりました。友人は、19㎏で約9千円でした。荷物が重たくて運ぶのが大変な場合、郵便局に電話すればジャユ館でもウンビ館でも無料で寮まで集荷に来てくれます。寮の外までは、カートを利用して荷物を運び出すことができます。郵便局の車に荷物を積んだ後、5分ほど歩いた場所に郵便局があるのでそこまで行き、宛名記入などを済ませ支払いをします。箱代の支払いは現金のみ可能で、配送料はカード決済ができました。また、差出人と受取人の記入方法は、「差出人の欄は韓国語、受取人の欄はすべて日本語で記入していい」と言われましたが、もしかしたら違う場合もあるかもしれないので、EMSを利用する際は担当者に確認してみてください。釜山から山口までは、4日で荷物が届きました。

退寮申請

 期末試験の日程が12月15日から21日までで、退寮日が22日でした。私は21日の航空券を予約したため1日早い退寮となりましたが、今回は前期のように混むことなく退寮できたので良かったです。
 今学期から退寮申請の方法が変わりました。前期は「部屋の掃除→退寮申請書作成→担当者が直接部屋に来て確認→申請書に確認済みのサインをもらう→申請書を提出→退寮」でした。今学期は、「退寮申請書作成→部屋の掃除→寮のHPの例に従って部屋の写真を撮る→写真を退寮申請受付の人に見せる→申請書にサインをもらう→部屋の写真と確認サイン済の申請書の写真をメールで送信→退寮」という流れでした。排水溝など水回りの髪の毛については厳しく見られますが、部屋の床などの髪の毛については大目に見ているようでした。前期と比べ、担当者が部屋に来て確認するまでの待ち時間がないので、綺麗に掃除さえしていればスムーズに退寮できると思います。

外国人登録証返納

 滞在登録期間内に完全帰国する場合、出国審査の際に留学が終了したことを審査官に伝えれば外国人登録証を返納できました。12月に入り「外国人登録証の返納期日が近づいている」という案内が郵便で届きました。

留学した上での気づき

生活用品
 個人的に、生活用品を買うときに正門近くにあるNC百貨店に行くのはあまりお勧めしません。家族向けのセットが多く、歯磨き粉なども3本セットとかが多くて1本だけを探すのに苦労しました。近くにマートとかもあるので、そちらのほうが1人用に向いているかもしれません。柔軟剤やトイレットペーパーなど、コンビニエンスストアで1+1(ひとつ買うともうひとつ付いてくる)のセールをしている時もあります。それからカミソリの種類が少ないうえに、売っているのは基本的に日本製品だったりするので、荷物に余裕があれば日本から持っていくことをお勧めします。

留学生支援センター
 留学生支援センターでは、各分野ごとに(外国人登録証、寮費返金など)担当者がいるようなので、用事がある際はそれぞれの担当に尋ねることをお勧めします。支援センターの入口付近にいる人に尋ねれば、担当者を教えてもらえると思います。

PLMSの活用
 日本の大学にもあると思いますが、釜山大学校ではPLMSというポータルで、休講など講義に関するお知らせ、授業資料の公開、課題の提出ができるようになっています。大学のHPからログインできるようになっているので、こまめに確認することをお勧めします。

印刷
 レポートや資料などを印刷する際、大きく分けて2つの方法があります。1つ目はコピー・印刷の表示があるお店でする方法です。お店に置いてあるパソコンから印刷すると、お店の人がいくらかかったか教えてくれます。2つ目は、寮のパソコン室で印刷する方法です。この場合、事前にお金をチャージしておく必要があります(現金、カードどちらでもチャージ可能)。チャージできる場所は、写真の312番の建物の印刷屋の2階にある機械か、314番の1階にある機械でできます。どちらも자유관(自由館315、316)の近くの建物です。もしかしたら、他にもチャージできる場所があるかもしれません。

 寮のパソコンは重くて動かない時が多いので、スムーズに印刷したい場合はお店で印刷する方がいいかと思います。

おわりに

 あっという間に留学生活が終わってしまいました。留学中に得たものも多いですが、もっとこうすれば...あの時こうしていれば...という後悔も少し残っています。一つひとつの経験を大切にし、今後に生かせたらと思います。