ビショップス大学 国際文化学科4年 藤井杏未 <最終号 2022年5~6月>

はじめに

 日本に帰国して1ヶ月が経ちました。あっという間に8ヶ月間が過ぎていき、日本に帰国後はカナダでの生活は夢だったのかな、と思ってしまうほどでした。

カナダでの生活

 カナダでは日本とは全く違う学生生活を送りました。まずは課題の多さに驚きました。そのうえ慣れない英語であったため、始めの頃はのんびりする時間を作ることができないくらい大変な毎日を過ごしました。現地の学生たちは基本的に、平日は真面目に課題や勉強に励み、休日は思い切り遊ぶ学生が多かったです。勉強するときは勉強、遊ぶときは思い切り遊ぶ、そういったメリハリのある過ごし方はどちらも全力で取り組めるのでとても素敵な学生生活だなと感じました。海外で実際に生活をすることで日本では経験できなかったことをたくさん経験することができて良かったです。 カナダでは英語の勉強はもちろん全力で頑張りましたが8ヶ月間私が大事にしてきたことは「人との繋がり」です。カナダで出会えた人たちとそのときにしかできないことを全力で楽しむことができたと思います。上手く英語が話せなくて友人を作ることや、授業について行くのに苦労した時もたくさんありましたが、それでも帰国後に最高に幸せだった!と思える留学生活を送ることができたのは支えてくれた家族や、一緒に過ごしてくれた友人たちのおかげです。Merci beaucoup mes amis!!!! ここで会うことができた人達との繋がりはこれからも大事にしていきたいです。

友人たちとの写真1
友人たちとの写真2

期末試験後から帰国まで

 冬学期終了後は、大学の寮のチェックアウトに加えパッキングなどをしなければならなかったのでとても忙しかったです。退寮後は友人とOttawaとTorontoに旅行に行きました。出国の日はフライトが早朝だったのですが、朝早くに友人が送ってくれました。早朝での出国であったため写真を撮り忘れてしまったことを後悔をしていますが、朝早くに送ってくれた友人にはとても感謝しています。日本からカナダに入国したときは時差ボケがひどく大変でしたがカナダから日本に帰国したときは比較的時差ボケがなく楽に過ごすことができました。

帰国後の生活

 帰国後は様々な手続きや教員採用試験に向けて毎日忙しい日々を送っています。それに加えて毎日英語を忘れることがないように英語の勉強をしたり、友人と英語で会話をするようにしたりして毎日英語に触れるようにしています。

終わりに

 カナダで過ごした日々は私にとって幸せで一生忘れることのできない宝物になりました。コロナ禍の中での留学であったため大変なことも沢山ありましたが、カナダに行かなければ出会うことのできなかった素敵な友人たちに出会えたこと、そこで思い出をたくさん作ることができたこと、大変なこともありましたが毎日を楽しむことができたこと、このカナダでの留学生活すべてがかけがえのない大切な思い出になりました。
 高校1年生の時から出会った先生がきっかけでずっとカナダに行くことが私の夢で、高校3年生になってからは県大のオープンキャンパスでカナダに交換留学に行った先輩の話を聞いてからよりカナダに留学に行きたい気持ちが強くなり県大へ進学することを決めました。
 それからずっとカナダに留学へ行くことを目標に英語を勉強してきて、その夢だったカナダでの留学生活を無事に終わらせることができ自分の夢を叶えられた喜びと同時に少し寂しさがあります。コロナ禍の中で留学に行くことができただけでも幸運でしたが、カナダで様々な国から来た人たちと出会いたくさんの思い出を作ることができて幸せでした。
 カナダで出会うことができた友人とはいつかまた会える日が楽しみです。みんなが毎日笑顔で幸せな毎日を送ることができますように...。カナダで得たことを活かし、私も誰かに素敵な影響や勇気を与えることができるような先生を目指して頑張っていきたいと思います。

友人たちとの写真3
友人たちとの写真4