授業デザイン
Ⅳ群「実践的統合教育科目」には、基盤教育のカリキュラムを総括する「やまぐち未来デザインプロジェクトI」(講義科目・全1年生必修・2単位)と「やまぐち未来デザインプロジェクトⅡ」(演習科目・全1年生必修・2単位)を置きました。
前期
「やまぐち未来デザインプロジェクトI」
ゲストスピーカーや学部学科代表教員による講演を聴講することによって、地域の現状と2050年に向けた展望について、多様な視点から理解し、課題解決のために必要な知識を身に付けます。また、学部学科に分かれて、アカデミックスキルの基礎を身に付けます。
後期
「やまぐち未来デザインプロジェクトⅡ」
前期に身に付けた知識を分野横断的に集約します。学部学科混成チームを結成し、学部学科混成教員の伴走のもと、「人口減少社会をどうデザインするか」の大テーマを掲げて、地域社会を変革するためのアイデアを創出します。人口減少下にあっても活力を維持・創出し続ける「やまぐちの未来」をデザインした64のアイデアは、ポスター発表によってアウトプットされます。
「やまぐち未来デザインプロジェクトⅡ」 後期スケジュール例
第1回
異分野連携
- 授業概要、評価方法等を確認する
- 前期の学科別授業の成果を共有する
- 未来日記を書く
第2回
データ活用
- RESASについて学ぶ
第3回
ビジョン共有
観察
観察
- 中テーマについての基礎知識を得る
- 30年後の望ましい姿を共有する
- データを活用しニーズを掘り起こす
第4回
着想
- ニーズを需要に変える
第5回
発案
- ビジョン到達のためのアイデアを考える
第6回
試作
- アイデアを形にする
第7回
点検・評価
- 市民の立場で点検・評価する
第8回
修正
- アイデアを実現可能なものに修正する
- ポスターについての説明を受ける
第9回
外化
- ポスターのスケッチを描く
- 自己の取り組み具合を中間点検する
第10回
外化
- ポスターを制作する
第11回
外化
- ポスターを仕上げる
- ポスターファイルを提出する
- 発表の打ち合わせをする
第12回
外化
- ポスター発表を相互点検する
第13回
内化
- レポートのアウトラインを作成する
第14回
点検・評価
- レポートのピアレビューを行う
- 修正し、提出する
- 取り組みを総括し、自己点検する
第15回
発信
- 最終発表会