基盤教育のカリキュラム

基盤教育は、すべての学部学科の専門教育課程を履修するために
必要となる学びの土壌づくりを行う教育課程です。

基盤教育

基盤教育では、「学力の3要素」について、次のような人材育成目標を設定しています。

知識・技能

多様化する地域社会の複合的な諸課題を理解し、それらを解決するために必要な基礎的な知識、基礎的な言語運用能力、基礎的な数理・データサイエンスの能力を身に付けている。

思考力・判断力・表現力等の能力

社会の様々な対立する価値や相反する課題を発見し、多様な知識を集約して批判的に検討することで、根拠に基づく解決策を論理的に分かりやすく伝えることができる。

主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度

異なる文化や考えを持つ人々とともに、多様な経験を積み重ねることによって、不確実な社会に対しての柔軟な対応力を有し、自ら考え主体的に行動してより良い社会や人生を実現するために、生涯を通じて学び続ける力の基盤を形成している。

基盤教育の人材育成目標を達成するために、従来の共通教育のカリキュラムを再編して、4つの科目群で構成される分野横断型カリキュラムを構成しました。このカリキュラムを履修することによって、現代社会で汎用的に求められる「みずから考え主体的に行動してより良い社会や人生を実現するために、生涯を通じて学び続ける力」の基盤を形成します。

共通教育

初年次教育

情報教育

言語教育

  • 英語
  • 初修言語
  • 認定言語

科学基礎科目群

  • 社会科学系
  • 自然科学系
  • 人文科学系
  • 芸術系

統合科学科目群

  • 統合科学
  • 実践統合科学
  • ライフスキル

基盤教育

Ⅰ群

生命・生活・人生を探求する科目

地域社会に存在する多様で複雑に絡み合った課題を生活者の視点から理解し、解決に導くために必要な基礎的知識を身に付けるための科目群。自身の大学生活やその後の人生を豊かにデザインするための科目も含む。

Ⅱ群

言語コミュニケーション科目

地域の国際化に対応するために、英語や日本語によるコミュニケーションの技能を身に付けるための科目群。学部学科別に、外部検定試験によるレベル別のクラス編成を行う。

Ⅲ群

数理・データサイエンス科目

身の周りのデータが持っている価値を見極めて、地域の課題解決のために効率的に役立てるにはどうすべきかを学ぶ科目群。客観的なデータに基づいて、科学的で合理的な分析や判断ができるようになることを目指す。

Ⅳ群

実践的統合教育科目

Ⅰ~Ⅲ群で身に付けた知識・技能を分野横断的に集約して、新しいアイデアを創出するために、他者とともに学び合う科目群。自ら考え主体的に行動し、多様な社会に対しての柔軟な対応力や、生涯を通じて学び続ける力を身に付けることができるよう、学部学科混成の全学プロジェクトを実践する。

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