ビショップス大学(2017年度交換留学生)国際文化学科4年 山本和樹<最終号>


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はじめに

 既に帰国して約3ヶ月が経とうとしています。やはり、日本は英語にいつでも触れることができる環境ではないため、英語力のさらなる向上のためには、カナダにいる時よりも、より強く意志を持って学業に努めなければならないと感じています。 今回は、カナダの8ヶ月間のまとめと、帰国後に留学がどのように生かされたかを書いていきます。

カナダ生活

 まず、私がこの留学を決意した理由としては、英語力の向上です。将来の英語教師という夢をかなえるためには、英語力をもっと上げないといけないと、ずっと感じていました。しかし、皆さんにアドバイスです。私は、英語力向上ということを強く意識しすぎたため、友達と英語で話すことがとても苦痛に感じていました。多分、最初の1ヶ月は、英語力を伸ばすために、友達と話す時間をつくるという考え方をしていたことが、私にとってストレスになってしまったのだと思います。その考えを捨て、まず日々の生活を楽しもうという考えにして、結果的に英語力はついてくるものだと信じるようにしました。その結果、ストレスもなくなり、友達とも楽しく過ごすことができたと感じています。また、最初は外国人として関わっていましたが、1人の大切な人として関わることができるようになりました。これは、体験した人にしか分からないかもしれませんが、国籍や文化の違いを越えた温かい絆のようなものができた気がします。正直どれだけ英語力が伸びたのかは、わかりません。ただ、英語力よりも大切なことを学ぶことができたということは自信を持って言うことができます。私と友達を繋いでくれた、ビショップス大学に感謝したいと思います。

帰国後の生活

 帰国後も毎日カナダの友達と連絡を取っています。ワールドカップのコロンビア戦もコロンビアの友達と電話をして観戦していました。フランス人の友達とフランスを応援したりなど帰国後も交流があることを非常にうれしく思います。また、12月には、チリ人の友達が山口に来ることが決まり、旅行の予定があったり、パキスタンにパキスタン人の友達の結婚式に参加することが決まったりなど、楽しみが盛りだくさんです。このような交流が続いていることも、英語を勉強する大きなエネルギーにもなっています。
 また、教員採用試験の一次試験が終わりました。正直全く緊張もなく、終わった直後は楽しかったということが率直な感想です(結果はわかりませんが)。ただ、緊張しなかったことも、留学での様々な困難を乗り越え自分に自信がついていたからなのかと思います。一次試験で行われる、英語のディベートや日本語の集団討論では留学での経験を使うことができました。留学の経験は多くの面で生かすことができるのだと改めて実感できた瞬間でした。

おわりに

 留学を終え、多くのことを学ぶことができましたが、交換留学生として派遣された私たちは、留学に行って、学んで終わりではダメだと思います。在学生に留学での経験を還元していくことも、私たちにとって大きな役割だと思います。現在は、1年生に向けてTOEICセミナーを開いていますが、もっと色んな人と協力をして、留学のサポートを多くの学生にできるシステムを作っていきたいと考えています。