ビショップス大学(2017年度交換留学生)国際文化学科4年 山本和樹<2号 2017年11~12月>


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はじめに

 秋学期が終わり、留学生活も残り半分となりました。1月5日の気温はマイナス21度で、外を歩いているとまつげや眉毛が凍ります。息をするとむせそうになるくらいの寒さです。よくテレビで見るタオルをぐるぐる回して凍る動画も実際にチャレンジしてみたいと思っています。どの経験も日本ではできないことなので、鬼の寒さを楽しんでいきたいと思っています。今回は、主に最終試験と冬休みについて報告します。

最終試験

ESL126 Oral Discourse1

 試験はディベートを行いました。5,6人ずつの5つのグループに振り分けられ、テーマを自由に考えディベートをするというものです。私たちのグループのトピックは「動物実験を廃止すべきか否か」というものでした。準備期間は約2週間ほどあり、準備をしていくうちにグループの仲が本当に深まりました。本番も、こそっとその友達が助けてくれたりして、リラックスして楽しくディスカッションすることができました。

ESL210 Advanced Writing&Text Analysis

 今まで学習した文法や語彙を問う問題と、中間試験後に学んだ小説に対して意見を書くという問題でした。文法や語彙問題に対しては自信がありますが、意見文が撃沈しました。なぜなら、中間試験後4つの小説を読んだのですが、私は最終試験のためにそのうち1つの小説に絞って勉強していました。すると...試験では私の勉強した小説に関する問いは出題されていませんでした。テストを見た瞬間、心の中で「やってしまったー!」と叫びました。

EWP099 English Writing Proficien

 与えられたテーマに対して1つ選び、約800字のエッセイを書くというものでした

テーマ
  • Is it a good idea for university students to own pets?
  • Are dress codes important?
  • Do professional athletes and musicians have a duty to be positive role models?
  • Are exams the best way to measure what students have learned?

 試験中、紙の辞書は持ち込み可能でした。いかに講義で習ったエッセイのポイントを発揮できるかが点数をとるための鍵となります。

EDU102 Philosophy of Education

 Take home examという、各自で1,500~1,600字のレポートを書き、期限内に提出するものでした。内容は教授が与えたシナリオを読み、問いに答えていくものでした。
→シナリオ:Ms.RichardsonとTomという2人の教師がいます。Tomは家庭を持っており子どももいます。しかし、2人は浮気をしており、その現場を生徒に見られてしまいました。その生徒の親は学校長に「教師は生徒のモラルであるべき。Ms.Ricahrdsonをクビにしろ。」と訴えてきました。
→問い:それに対して、私はMs.Richardsonの友達として、彼女をクビにさせないように講義で学んだ知識を使い論理的にその親に説明をするという問いでした。
アイデアが浮かばず少し手こずりましたが、友達と話し合ったりもして、何とか書き終えることができました。

REL148 Psychology of Religion

 この授業もTake home examでした。テーマはGordon Allportというアメリカの心理学者についてのレポートでした。授業自体も理解することが難しかったため、教科書を読みなおしたり、ネットで調べたりして、とても苦労しました。

冬休み

 冬休みは約1ヶ月間あります。最終試験の全日程が12月6日に終わり、他の友達よりも早く冬休みを迎えました。なぜか、そこからやる気が出たため、TOEICや教員採用試験の勉強、卒論の文献集めをしたりしました。卒論を友達にチェックしてもらったり、ゲーム感覚で教員採用試験の勉強をしたりして、単語の覚えるコツなどを学びとても有意義な時間でした。夜は、友達とホラー映画や「LA LA LAND」「Star Wars」などを観て楽しみました。12月16日からは大学の食堂(Dewies)が閉まり、学生はほとんど帰省や旅行をします。私はバンクーバー、シアトル、モントリオール、ニューヨークに行きました。

バンクーバー(12月16日~12月26日)

 私は10日間滞在したので、結構バンクーバーの良さを経験できたと思います。簡単にバンクーバーの生活を紹介します。

ガスタウンの蒸気時計

ガスタウンの蒸気時計を見に行きました。
蒸気時計は世界でこの場所にしかありません。
夜はライトアップされ街がすごくきれいになります。

グランビルアイランド

ここは市民の台所と呼ばれるところで、食材がものすごくたくさんあります。節約するためにここで、食材を買い自炊していました。日本の市場とは全く違う雰囲気を味わいました。

ラーメン食べ歩き

 留学するとめちゃくちゃラーメンが食べたくなりました。カップ麺はありますが、それほどおいしくはありません。そこで、バンクーバーなら日本人が経営しているラーメン屋があることを知り、ラーメン食べ歩きを実行しました。

シアトル(12月22日)

 シアトルはバンクーバーからバスで行けることが分かり、急遽行くことに決めました。

SAFECO FIELD

 メジャーリーグのマリナーズの本拠地に行きました。野球はオフシーズンですが、球場のガイドツアーに参加しました(費用は12アメリカドル)。実際に選手のロッカールーム、グラウンド、ベンチ、トレーニングルームなどに入ることができました。イチロー選手が長年プレーしていた場所でもあり、野球好きの私にとってはとても貴重な時間でした。

スターバックス1号店

 スターバックスの1号店に行きました。1号店ということでものすごい人の数で、注文をしてコーヒーを受け取るまで、30分以上もかかりました。スタバといえば緑のマークですが、元々は写真にあるように、茶色のマークだったそうです。

ガムウォール

 このカラフルの集合体は全てガムです。これを見たとき衝撃を受けました。観光客がガムを食べて壁につけていました。なぜこの壁だけガムをこんなにつけられるようになったのか不思議です。

モントリオール(12月26日~12月28日)

 パキスタン人の友達とモントリオールを満喫しました。ご飯は人生で初めてのパキスタンフードを一緒に食べました。バターチキン(写真右下のオレンジっぽい色)は最高に美味しく、毎日食べたいくらいパキスタン料理は最高でした。

ニューヨーク(12月29日~1月1日)

MoMa(近代美術館)

 美術館に行きました。ゴッホやピカソの本物の作品があり感動しました。このゴッホの写真は人混みにもみくちゃになりながら、相当苦労して撮った1枚です。

トランプタワー

 トランプタワーで衝撃を受けたのが、タワーの中の店の名前をトランプすし・トランプバーのように全て「トランプ○○」と名前を変えていたことです。またトランプショップの中の商品は金色ばかり、USBも金色で必要以上に重く、絶対持ち運びに不便だろ...と思いました。でも、金持ちはやることが違うなと楽しい時間になりました。
 ただ、タイムズスクエアにトランプ大統領の顔が映っているモニターがあり、その顔の上に"Need to impeach (弾劾する)"という文字がありました。私にとって、こんな公の場で、母国の大統領を批判するのかと衝撃的でした。

自由の女神像

 アメリカといえば、「自由の女神像!」と私の頭にはあったので、実際に見た時は感動しました。無料で船に乗れて、船の中から見ることができました。費用はいくらかかかるそうですが、島に渡り近くで見ることもできるそうです。

タイムズスクエア

 12月31日、カウントダウンのためにタイムズスクエアに行きました。そこには毎年世界から100万人の人が来ると言われています。ものすごく人が多く、12時間程カウントダウンのため並びました。一度ゲートに入ると外に出ることができないため、トイレに行くこともできません。私は我慢できましたが、要注意です。カウントダウンまでは有名なアーティストも歌いに来て音楽を楽しむこともできますが、それよりも寒さとトイレに行けないというストレスで、苦行のように感じました。一生の思い出に残る年明けとなりました。

バルサン先生の家にホームステイ(1月2日~1月8日)

 ニューヨークから戻った後は、以前YPUにも来られていたバルサン先生の家にホームステイさせてもらいました。バルサン先生と日本語の勉強や、トーキングを楽しみました。何度かバルサン先生の友達(全員大学教授)とパーティーをしました。大学教授ということもあり、会話の内容が歴史や哲学などとても深く、理解するのに苦労しましたが、とても貴重な経験になりました。

おわりに

 今回は、最終試験と冬休みについて報告しましたが、これはほんの一部であり、全部説明できないくらい毎日がとても濃く楽しいことがたくさんあります。自由時間はジム仲間とジムでトレーニングをしたり、バスケをしたりと勉強だけでなく、できるだけ多くの時間をとるようにしています。その分、既にかなり思い出ができているように感じます。秋学期が終わり、私の友達の何人かはそれぞれの国に帰ってしまいました。私自身も、もう留学の半分を切ってしまったのかと思うと、時の流れの早さに驚いています。残りの留学生活、後悔だけは絶対しないように、様々なことに挑戦して多くの思い出を作っていきたいと思います。

友達の家でパーティー

クリスマスパーティー

フランス人の友達と子どもたちとバスケをして遊んだ時の写真

 親友のオーガスティン(チリ人)です。彼は日本人の伝統的リーダーです。ビショップスに留学に行くと必ず彼が面倒を見てくれます。ビショップスで一番日本・日本人のことを愛しています。一緒にチリ・日本食を作ったり、外食したりします。勉強で困ったときは助けてもらったり卒論や教員採用試験についてもアドバイスをくれたりなど本当に助けられています。これからビショップスに留学に行く人は必ず彼を探してください!!!