ビショップス大学(2017年度交換留学生)国際文化学科4年 岩佐優里佳<1号 2017年9~10月>


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 カナダでの留学生活が2か月過ぎました。この2か月間はあっという間に過ぎてしまったという印象です。カナダでの生活にも慣れてきました。最近は初雪も降り、一気に冬になりました。


出国前

 はじめに、私が出国前にやってしまった失敗をお話しします。長期留学をするには学生ビザを取得しないといけません。また、このビザは取得するために時間がかかるため、少なくとも1か月前にはネットで申請しなければいけません。私も先輩方や友人からのアドバイス通りに1か月以上前に申請しました。申請後は何度か確認はしましたが、特に何も手続きなどが必要なかったのであまり気にしていませんでした。そして、入国の際に申請書のコピーが必要なため、コピーしようとサイトを確認したら私が申請していたはずのビザがcancel になっていました。そのことに気が付いたのが8月28日の夜中です(出国日は9月1日)。それからは、どうしていいかわからずパニックになり、カナダの大使館に電話やメールをしたり、学生ビザ取得のサポートをしている企業に電話したり、大学の先生方や一緒に行くメンバーに連絡したりと解決方法も見つけるためにあらゆることをしました。原因は私が間違えて2回申請しており、確認していないもう一方のビザに許可がおりていました。解決するまでに2日ほどかかり、人生で一番長い2日間だと言っても過言ではないくらい最悪の日でした。先生方や友人には迷惑をかけてしまい本当に申し訳なかったです。出発をずらすことも考えましたが、予定通り出国することができました。

Frosh Week

 カナダに着いて2日目からFrosh Weekといって新入生・留学生歓迎会のお祭り騒ぎな1週間が始まりました。所属したいチームを決めて、この1週間は基本そのチームのメンバーとイベントに参加します。各イベントでコインをゲットして一番集めることのできたチームが優勝になります。様々なイベントに参加しましたが、その中でも楽しかったのはハイキングとswamp day といって泥だらけになったりケチャップまみれになったりするイベントです。チームのみんなで様々な行事に参加することによって、カナダだけではなくいろいろな国から来た人たちと仲良くなることができました。
 毎日朝から夜遅くまでいろいろなイベントやオリエンテーションがあるため、約半日ある日本との時差も感じる余裕がないほどでした。今まで経験したことのない歓迎会で、その盛り上がりに圧倒されっぱなしでしたが、留学生活の始まりがFrosh Weekによって刺激的で良い思い出になりました。


授業

 私たちは交換留学生のため、基本的には学部や専攻関係なく自分が受けたい授業を履修することができます。私が受講しているのはESLのクラスが2つ、フランス語の授業、言語学の4つの授業です。

ESL126 Oral DiscourseⅠ
 この授業はスピーキング中心の授業でグループになって様々なトピックについて話し合い、理解を深めます。チームに分かれて裁判やディスカッションも行います。ESLは英語が第二言語の人のための授業ですが、みんなネイティブのように話すことができます。そのため焦りもありますが、みんなとても優しいので、わからないことは助けてもらいながら授業に取り組んでいます。

ESL210 Advanced Writing & Text Analysis
 この授業ではエッセイを読み、筆者がどのようにして読み手を引き付けているかや文法などについても学んだりします。定期的な課題で1,000字ほどのエッセイが3つあります。

EDU105 Introduction Linguistics Lang Teac
 言語学の授業です。県立大学でいう英語音声学や英語学概論に似た授業です。IPA(International Phonetic Alphabet)を調べたり、発音などについて学んだりします。学部の授業のため先生の英語を聞き取ることはESLの授業に比べて難しいですが、雰囲気が良く、先生が面白い例を用いてくれるため楽しく授業を受けています。

FRE 100 FrenchⅠ
フランス語の初級の授業です。私たちの住んでいるケベック州はフランス語も公用語のため、大学の外に出るとフランス語が飛び交っています。そのため、フランス語を勉強してみようと思い受講しました。主語によって動詞の形が変わったり、数字が複雑だったりと覚えることが膨大で授業中、頭がパンクしそうになります。テストが2週間に一度のペースであるため、少し大変です。

生活について

 私の住んでいる寮はMackinnonといい、一人部屋です。場所は食堂も近く、クラスもそれほど遠くないため、寮の中では一番良い位置にあると思います。金曜日や土曜日は「パーティー!」という感じでほかの寮と比べてにぎやかです。この寮はトイレとシャワーが共同ですが比較的綺麗で使いやすいと思います。
 食事は毎日食堂でとります。土日も関係なく7時半から23時半まで開いており、いつでも利用できます。多くの学生たちが利用するため、会話をしながら食事をする機会が多いです。食堂で出会って仲良くなった人もいます。毎日食堂での食事は少し飽きてきてしまうため、学外の街に出てご飯を食べに行ったり、キッチンのある寮に住んでいる友人と料理をしたりしています。

休日

 休日は大学内でのんびり過ごすこともあれば、街にでて買い物や食事をしたりすることもあります。Thanksgivingの時や、mid termのテスト後にはモントリオールまで遊びに行きました。金曜日や土曜日の夜はパーティーをすることもあります。土日を利用して、カナダでしか行けない所だったりできないことを体験したりしていきたいです。10月の終わりにはカナダでは一大行事であるハロウィーンパーティーをしました。また、学外の家を回って缶詰などをもらい、それを貧しい国の人たちに届けるボランティアに参加しました。日本ではハロウィーンにお菓子などをもらいに家を回る習慣がないため、貴重な経験をすることができました。


最後に

 この2か月間は本当にあっという間に過ぎていきました。英語が通じないということも多々あって、最近はカフェのオーダーでカプチーノが伝わらず苦戦しました。そのたび恥ずかしく悔しくなりますが、めげずに頑張っていきたいと思います。授業もESLの授業は理解しやすいですが、学部の授業になると半分理解できたかどうか位になります。英語ができないなど上手くいかずに落ち込むこともありますが、一日一日を大切に前向きに過ごしていきたいです。