ビショップス大学(2017年度交換留学生)国際文化学科3年 別府空見子<2号 2017年11~12月>


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はじめに

 留学生活も4か月が過ぎ、早くも折り返し地点にやってきました。先輩や友人から話には聞いていましたが、やはりカナダの冬は極寒です。12月に入ると気温がマイナス20℃を下回る日もあり、外出の際は防寒対策が欠かせません。今回は秋学期の期末試験と、冬休みの出来事について報告します。

期末試験


食堂の壁に書かれた期末試験の応援メッセージ
 秋学期の期末試験は、12月の初旬から中旬にかけて行われます。この間は食堂が夜中の2時まで開いており、"Quiet Hour"と呼ばれる、全ての寮で午後7時から午前11時までの時間帯は静かに生活するというルールがあるなど、学生が全力で試験に挑めるよう様々な工夫がされています。
 私が履修した授業の期末試験は、中間試験、もしくは授業で受けてきた小テストとほぼ同様の出題内容でした。また授業によっては、試験とは別に最終レポートの提出やプレゼンテーションなどもありました。学期末は、試験の準備や課題に追われ、朝から晩まで図書館や食堂にいる日がほとんどでした。
 成績は、12月下旬頃にオンラインで確認することができます。成績開示まで不安でしたが、無事全ての授業の単位を取得することができ、一安心しました。次の冬学期では気持ちを新たに、秋学期で学んだことや、その経験を生かして頑張りたいです。

冬休み

 期末試験が終わるタイミングは履修している授業によってまちまちですが、多くの人は12月の中旬以降から1月初旬までの約半月間が冬休みになります。基本的にこの期間中は大学の寮を出ていかなければなりませんが、延長申請をすれば寮に残ることもできます。
 私は冬休みの間、シャーブルック在住のホストファミリーの家にホームステイさせてもらいました。ホームステイ先で最も印象に残っている出来事は、クリスマスと大晦日のホームパーティーです。カナダではクリスマスは最も大切な行事のひとつで、買い出しからクリスマスツリーの飾りつけ、掃除、料理の下ごしらえなどを家族みんなで行いました。大晦日のパーティーでは、スモークサーモンやマンゴーなど様々な具材を使ったお寿司を作って振舞いました。また、12月25日と1月1日に日付が変わると、みんなシャンパンを持って立ち上がり、"Joyeux noël!(メリークリスマス) " "Bonne année!(明けましておめでとう)"と声をかけながらキスやハグを交わしていました。その後は食べたり飲んだり歌ったりの大盛り上がりです。はじめはその光景にあっけにとられていましたが、次第にみんなに溶け込み、ゆったりした日本とは別の良さがある、にぎやかで素敵なカナダの年越しを満喫しました。
 また、12月19日から23日までの5日間、トロントへ旅行に出かけました。シャーブルックからモントリオール、トロントへとバスを乗り継ぎ、約半日かけて友人の家へ到着しました。以前から行きたいと思っていたナイアガラの滝を訪れることはできませんでしたが、現地に住む友人の案内でショッピングをしたり、中華料理を食べたり、クリスマスマーケットへ出かけたりと、充実した時間を過ごしました。
 少し苦い思い出となってしまったのが、帰りのバスです。大雪と燃料切れが原因で、トロント発モントリオール行きのバスが、予定より約4時間遅れてしまいました。そのせいで、次に乗り換えるはずだったシャーブルック行きの最終バスを逃し、モントリオールのバスターミナルに1人取り残されてしまいました。途方に暮れていた私に、帰りが遅いと心配してくれたホストファミリーの方から連絡が入り、モントリオールまで車で迎えに来てくれました。極寒の中、しかも真夜中に2時間もかけて迎えに来てくれたホストファミリーの方には、本当に感謝してもしきれません。苦い思い出にはなりましたが、この経験を生かし、今後遠出の際には、念には念を入れて準備したいと思います。

トロントで毎年開催されるクリスマスマーケット

ビショップスの友人、トロントでお世話になった友人と



大晦日のお寿司パーティー

スター・ウォーズの最新作も観に行きました


おわりに

 長い冬休みも終わり、留学生活の後半戦が始まりました。冬休みでリフレッシュした分、冬学期ではしっかり勉強に励み、また交流の輪も広げながら、悔いのないよう残りの大学生活を過ごしたいです。