慶南大学校(2017年度交換留学生)国際文化学科3年 山口日菜乃<1号 2017年3~4月>


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はじめに

 慶南大学校に来て早いもので2か月が過ぎました。初めのころは緊張して馴染めなかった外国での生活にも慣れてきて充実した楽しい毎日を送っています。今回は慶南大学校の支援や設備、生活面などに関してできるだけ詳しく書いてみます。

渡航手段


関釜フェリーの渡航チケット
 今回、山口県立大学から慶南大学校に留学している学生は私を含め2人です。下関~釜山の関釜フェリーの2等室を利用し料金は9,000円でした。山口県在住であることを証明し登録をするとここからいくらか割引してもらえます。2等室は10人部屋のような形ですが、男女も分けられており女性部屋は女性のみになっています。船内にはコンビニや大浴場もあり、非常に快適でした。少し揺れるので船酔いをする場合は、薬を必ず持っていった方がいいと思います。
 釜山港に着くと、港まで慶南大学校の学生が迎えに来てくれました。毎年、日本人留学生の迎えは日本語が上手な学生が来てくれるそうです。その学生たちと大学までタクシーと高速バスに乗って行きました。

慶南大学校について

 慶南大学校は韓国の南側、慶尚南道にある私立大学です。大学の周りはそれほど都会ではないですが、交通の便もよく、釜山までは高速バスで40分~1時間程度、最近ではソウルまでの高速バスも新しく利用できるようになりました。大学の前に飲食店や文房具店などがたくさんあります。
 学科数は50以上、全学生数は1万人以上にものぼる大きな大学です。大学内に図書館、博物館、寮、銀行などが完備されており道路も整備されています。国内外に協定大学があり、山口県立大学もその中の1つです。山口県立大学とは古くから交流があり、今でも毎年、交換留学生を受け入れたりグローバルハンマなどのプログラムなどに参加したりと国際交流が行われています。

学科について


国語国文学科MT
 留学生は基本、国語国文学科に所属します。国語国文学科は主に韓国語を学んでいる学生が所属している学科です。留学生が多く所属している学科というだけあり、留学生のための行事などもたくさんあります。留学生は、留学生のための行事以外に他の学科ごとの行事にも参加することができます。例えば学科MT(Membership Training)や개강총회(大学が始まる時にみんなで集まり、ご飯を食べたりお酒を飲んだりしながら行う会)などもあります。留学生のための行事としては、韓国語弁論大会などもありました。学科行事などに参加すると、その学科の学生達と早く仲良くなれるのでお勧めです。

留学生に対する支援

 慶南大学校は世界各国から留学生が集まっているので、彼らへの支援が手厚いです。外国人登録証などの手続きや支払い手続きなどもすべてまとめてしてくれるので個人で行う必要はありません。また、わからないことや困ったことがあるとデザイン館の7階にある留学生サービスセンターで、すべて手伝ってくれます。行事への参加や申し込みなども留学生に関することなら、すべて留学生サービスセンターで行います。前期は授業申請も手伝ってもらいました。

バディー制度


バディーと初めての活動の時
 留学生1人に対して韓国人学生が1人つき、勉強したり出かけたりして一緒に活動するバディー制度があります。バディーは、申請する際に提出した資料を基に極力合う人を選んでくれます。万が一あまり性格が合わないバディーと組んで活動が思うように行えない場合は、バディーを変えてくれます。1回の活動は2時間以上、1週間に2回活動をします。6週間で計12回の活動を行った後、報告書を提出して学期が終わる時に発表します。毎回の活動費用は自分で出さなくてはいけませんが、後から10万₩(日本円で約1万円)の補助金が出ます。補助金が出るので活動費もそこまで気にする必要はありませんし、普段の大学生活の中ではあまり会うことができない全く違う学科の韓国人の友達と仲良くなれるので利用してよかったと思います。

時間割について

 授業は、1コマ50分+休み時間10分で、同じ授業が週3回あります。
 2コマ同じ授業が続くことも多いです。授業1つあたり基本3単位取得することができ、最低で12単位、最高19単位までとれます。留学生はほとんどの授業を自由に選べますが、自分の学年より上の学年の授業は選択できません(例えば、3年生は1年~3年までの授業から選ぶことができ、4年生の授業はとることができません)。私は"正しい韓国語と言語生活""韓国語文法の理解""創意作文""慶南地域の歴史と文化"の4つ、最低単位数の12単位申請し、日本語の授業を聴講しています。
 このほかにも留学生用の授業や外国人クラスの授業もたくさんあります。
 また、日本の大学ではほとんどお昼休み(ランチタイム)がありますが、韓国にはお昼ご飯を食べる時間を別途設けてはいません。そのため、空きコマの時に自由に食べます。

最後に

 留学に来て最初の2か月は本当にあっという間に過ぎてしまいました。留学に来た当初は時間に余裕があったので、どうしても怠けてしまったり遊びすぎてしまったりしがちでしたが、もう一度自分が留学に来てやりたかったことを見直して時間を有効に使えるよう努力したいと思います。まだ、留学に来てすごく伸びたと実感できる時は少ないですが、様々なことを吸収して、次回はポジティブなまとめを書くことができるように頑張ります。