曲阜師範大学(2017年度交換留学生) 国際文化学科4年 西原有恵<5号 2017年11~12月>


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はじめに

 年が明け、曲阜では珍しく雪が降るようになりました。昨年は12月中に学期が終わり、この時期は帰国期間となっていましたが、今年は太陰暦の関係で、中国の春节(旧正月)が2月になり、その影響で今学期も1月中旬まで延びました。そのためまだ期末試験が始まっていません。試験や帰国までの生活については最終報告にまとめたいと思います。

生活

 中国の田舎の方では、昼寝の習慣があります。曲阜師範大学でも昼の12時から14時までは授業がなく、宿舎に戻って昼寝をする学生が多いです。私も彼らを真似てよく昼寝をしました。11月はHSKの試験勉強を中心に生活していたため、これは良い気分転換になりました。
 この2か月はクラスメイトや友人だけでなく、大学院の先輩や先生など多くの方とお話や食事をする機会がありました。友人とお互いの文化について話し合ったり、各地の方言を教わったり、先生から将来について助言をもらったり本当に貴重な時間でした。また同時に大学周辺の美味しいお店を数多く発見しました。こちらに来て10か月近く経ちますが、まだまだ知らないことばかりだと感じます。

巨大な焼きナマズ

クラスメイトの送別会にて

HSK試験

 12月3日に済南でHSK試験6級を受けました。会場は5級の時と同じだったので当日はスムーズに行動できましたが、今回は試験申し込み後にトラブルがありました。本来、申し込み後に試験日を変更することは可能と記載されていますが、変更方法の手続きが非常に面倒で、先生方に手伝ってもらいましたが解決できませんでした。次回から変更はできないとして試験日を決めるようにしたいです。前回は受験料の支払いでトラブルがありました。今後、こちらで受験する方は注意が必要です。

クリスマスとお正月

 クリスマスイブは中国で平安夜といいます。リンゴを贈る習慣があるそうです。私も友人からリンゴをもらいました。昨年の報告書でも書かれていましたが、日本のクリスマスのイメージは曲阜にはあまり感じられません。どのように過ごすのか友人たちに聞くと、クリスマスは特別に何かすることはあまりないという返答が多く返ってきたので、意外に思いました。この日はボランティア活動として日本語を教えている生徒からお花をもらったことがすごく嬉しくて、一番印象に残っています。
 お正月は元旦(yuan2 dan4)といい、漢字は日本と同じです。この日は研修生の方とクラスメイトでご飯を食べて過ごしました。中国では年越しに餃子やスイカ、カボチャの種を食べる習慣があります。私たちもカボチャの種を食べながら年を越しました。個人的にはクリスマスの時よりも盛り上がったように思います。その日は部屋を借りて友人とパーティーをしながら年を越すという学生もたくさん見られました。

大晦日に食べたセミ料理

クリスマスにもらったプレゼント

旅行

 年末に中国人の友人と3日間の上海旅行をしました。この留学で中国の友人と一緒に旅行することが目標の一つだったので、今回実現できてとても嬉しかったです。初めての上海は驚きの連続でした。見たこともないくらい広い博物館(上海博物館)で中国各地の展示品を見物したり、上海の特産を食べ歩いたり、有名大学を見学したりしました。その中でも外灘の夜景は格別にきれいです。上海に行ったらぜひ行ってほしい名所の一つです。最初は、大都会で人が多く、高いビルばかりあるイメージの上海でしたが、実際に街を歩いてみると近代的な部分と自然や古い歴史的な建物とが混在しており、とても住みやすい街だと思いました。

田子坊にて

外滩の夜景

帰国の準備

 帰国の前に荷物を日本へ送る必要があります。今年から大学内の郵便局が使えるようになりました。CDや薬、液体物以外などは日本へ送ることができます。航空便と船便がありますが、船便で送っても1か月ほどで到着するようです。成績表は帰国前に事務室に行き手続きをする必要があります。

おわりに

 帰国まで残り1か月となりました。試験が終わった後は、できるだけ中国各地に足を運び、様々な生活や町並みを見ていく予定です。最後の留学生活を悔いのないよう過ごしたいです。また私はこれまで多くの人と出会い、助けてもらってきました。今までやってくることができたのは、私を支えてくれた方々のおかげです。帰国前に皆さんに感謝の気持ちを伝えたいです。