ナバラ州立大学(2017年度交換留学生) 国際文化学科3年 西野陽香<4号 2018年3~4月>


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 遂に帰国まで1ヶ月を切りました。この9ヶ月長かったようなあっという間だったような...自分は成長できたのか日本に帰ってからの自分を想像するとよくわかりません。今は、あと残り1ヶ月を最後まで悔いのないように生活することと、期末テスト、DELE(スペイン語検定)のための勉強を頑張っています。

 3、4月の一番の出来事といえば旅行です。今回はまず旅行について書きます。

バレンシアの火祭り(Las Fallas)

 このお祭りはスペイン三大祭りの一つで、日本にいる時から行ってみたいと思っていたお祭りです。各地域の住民が巨大な人形を1年かけて作り最終日には1位の人形以外すべての人形を燃やしてしまいます。特に市庁舎の人形が最後に燃やされるのですが、花火もすごくて大迫力でした。もったいないとも思いましたが感動しました。祭りの期間中、闘牛シーズンも一緒に始まります。スペインに来て、闘牛は一度見ていますが、一緒に来ていた河野さんが見ていなかったのでもう一度見ました。内容は前回サラゴサで見た時とあまり変わりませんでした。でもやっぱり闘牛がなぜこんなに人気なのかよくわかりませんでした。でもスペインと言えば闘牛は外せないと思うので二度も見ることができてよかったと思います。

春休み

 3月28日頃から4月8日までSemana Santaという聖週間があり、その期間は春休みで最後の長期休みでした(Easter holiday)。この長期休みを利用して、ポルトガルとアンダルシアに行きました。ポルトガルはリスボンとシントラ、アンダルシアはセビージャ、ネルハ、フリヒリアナ、マラガ、そして旅の締めはマドリードの遊園地(Parque Warner)でした。ポルトガルは初めて行きましたが、街並みも食べ物も全てが綺麗で美味しかったです。スペインの隣にあるのに景色が全然違って驚きました。言語はポルトガル語なのですが、スペイン語でもだいたい通じました。ポルトガルからは、バスでセビージャまで移動しました。スペイン広場は、スターウォーズの映画にも出ていてとても綺麗でした。またセビージャではフラメンコがアンダルシアの中でも有名と聞いたので、フラメンコのショーを見に行きました。お金はかかりますが、見て損はないものだと思います。ぜひ見てみてください。そのあとは、ネルハとフリヒリアナを半日でまわりました。フリヒリアナは白い村で、スペインの最も美しい村にも選ばれたことがあり、とても綺麗でした。マラガは、今まで行ったアンダルシアの町で一番賑やかな町だと思いました。海もすぐ近くで、パンプローナはまだ寒かったのですが、すごく暑くて早くも夏を感じられました。最終日はマドリードにある遊園地に行きました。スペインで遊園地に一度は行きたかったので、やっと達成できました。日本のUSJのような感じで、アトラクションは絶叫系が多く、人が少なかったのもあるのかもしれませんが、休みに関わらずあまり並ばなかったです。外国を感じる遊園地でした。
 この旅行でもいろいろな出会いがありました。海外で仕事をしている日本人に出会って話を聞いたり、アンダルシアでパンプローナから来ている人に出会ったり、たくさんの出会いがありました。海外旅行は、人との出会いも一つの楽しみだと思います。とても疲れましたが、とてもいい思い出ができました。旅行は無理をしてでも行ける時に行っておくべきだと思います。

サッカーの試合

 4月中旬、スペインに来る前から行きたかったレアルマドリードの試合を観に行って来ました。平日だったので一緒に行ける人がおらず、結局1人で行きました。スタジアムは今まで見たスタジアムで一番大きくて、たくさんのお客さんで埋まっていました。スペイン人だけでなく外国人もたくさんいました。1人でしたが、とても楽しかったです。スペインのサッカーは世界レベルなので、一生のうち見れるか見れないかのものだと思うので、少しでも興味がある人は行ってみてください。夜遅くに試合が終わってそこから泊まらず夜行バスで帰ったのですが、やはり1人は少し心細かったです。ただ、今までの旅行は全て1人ではなかったから、いい経験になりました。日本に帰る前、イタリアに1人で旅行する予定なので、1人ということに不安が少し薄れた気がします。

 AEP(留学生団体)主催の"Representación de tú país"で、いろいろな国の留学生が自分たちの国をみんなに紹介しました。前期にもありましたが、日本はしなかったので、今回私たち日本人3人でしてみました。日本の四季や、日本の面白い文化、日本語、山口県、県立大学について、とにかく紹介できる日本の魅力をたくさん話しました。また日本料理も味噌汁、肉じゃが、ちらし寿司、手巻き寿司、だし巻きたまご、唐揚げ、緑茶とたくさん用意しました。それでもすぐになくなってとても喜んでもらえました。私は、あまれん(よさこい部奄美連合萩組)に所属していたので、披露しました。河野さんにも協力してもらって覚えてもらい、扇子を使って踊って大成功でした。最後にはみんなでシャケサンバを踊りました。面白い振り付けで、終わった後も踊っていました。いろんな人に「プレゼンテーションをしてくれてありがとう」と言われ、準備が大変だったけどやってよかったと思いました。そのおかげで友達も増えました。
 私は県立大学でcolorfulに入っているのですが、こっちでもダンスをしたいと思っていました。でも、サークルもないしダンス教室にもお金が高くて諦めていたのですが、ついに期間限定のダンス教室に参加することを決め、4月終わりから週1で行っています。今までしたことがないダンスのジャンルで不安だったけど、生徒たちもみんな初心者のようで協力しています。先生は結構若くて、普通に速いスペイン語で話すので、たまにわからない時もありますが、何とかついていけてます。あと少ししか参加できないけど、ちょっとでも参加してよかったです。
 5月7日は私の誕生日でした。特に誰にも言っていなかったので寂しい誕生日を覚悟していたのですが、河野さんがみんなに声かけをして、サプライズで祝ってくれました。とても驚いたし、何よりわざわざ集まってくれて本当にうれしかったです。初めてこんなに外国人に祝ってもらったので、最高の誕生日になりました。主催してくれた河野さんには本当に感謝しています。忘れられない誕生日になりました。

 今月末でついに帰国です。寂しさとうれしさ...。やっぱりやっと日本に帰れる、みんなに会える、日本に帰るうれしさは半端ないです。寂しさももちろんあります。特にこの留学中に出会ったたくさんの人たちと、きっとこの先会うことはないかもしれない。そう考えると何だか今まで会おうと思えば会えた人たち、クラスで必ず会えてた人たちとの出会いが信じられないです。この1年の留学でスペイン語以外のものを得ることができたと思います。でも、まだ帰る実感も9ヶ月間の留学をここまで頑張ってきた実感もあまりありません。とりあえず、今はDELEや大学の最終試験に向けて勉強を地道に頑張っています。日本に帰ってから後悔したくないし、みんなに胸を張って留学してよかったと言えるようにしたいです。もう残り本当に少しですが、やりたいことはまだまだたくさんあります。少しでも達成できたらいいなと思っています。