ナバラ州立大学(2017年度交換留学生) 国際文化学科2年 西野陽香<3号 2018年1~2月>

 3月になり、冬がようやく終わり春が近づいてきているなと感じ、嬉しい気持ちともうすぐ帰るんだという少し寂しい気持ち、焦りもあります。
 今回は、1月の終わり頃から始まった第2セメスターのことや最近の出来事について紹介します。

 長かったクリスマスホリデイも終わり第2セメスターが始まりました。履修科目は前期に引き続き、文化のクラス「LENGUA, CULTURA Y LITERATURA HISPÁNICAS II」留学生のためのスペイン語のクラス「HABILIDADES COMUNICATIVAS EN ESPAÑOL COMO LENGUA EXTRANJERA II」そして英語のクラス「IDIOMA EXTRANJERO: INGLÉS」を新たに加え全部で3つの授業を取ることにしました。また、スポーツジムでも先生が前期とは違うZUMBAのクラスをとることにしました。まず、文化のクラスでは先生は変わらず、さらに深いスペイン文化を勉強していきます。スペイン語のクラスは、レベルがA1-A2とB1-B2でクラスが分かれています。始めの授業でレベルを知るためのテストを行います。私は、A1-A2レベルだったのですが、授業の内容は前期と同じで、先生が違うだけで学期末のテストも教科書も全て一緒でした。またレベルが超初心者からのスタートになるので前期でしてきた私にとっては意味がないと思い、難しくても頑張ろうと先生に頼んでB1-B2のクラスに変更してもらいました。実際、先生の話すスピードはA1-A2レベルよりも速いし、黒板の字は筆記体で読みにくく、学生もみんなある程度話せるので、正直何を話しているのかよく理解できてないことがあります。それでも、何とかついていけているので、A1-A2のクラスに行かなかったことに後悔は全くしていません。そして、英語のクラスですが、前期は語学学校の英語をとっていたのですが、単位交換に当てはまらないということで、今期は大学の英語のクラスをとりました。それは留学生用ではないため、時間や場所、全て自分で調べて行かなければなりませんでした。結局何人かの英語の先生のオフィスに直接行って話を聞いて、連れてこられた教室が今、履修している英語のクラスという感じです。教室にはスペイン人しかいなくて、留学生は私と先輩の2人だけでした。週に2回あります。内容は、今まで習ってきたことの復習でもあるし、ディベートやディスカッションなどをしたりもします。今はスペイン語の勉強に力を入れているので、英語がすぐに出てきません。日本に帰ってからはTOEIC、英語の授業がまだまだあるので、少しずつ勉強し直そうと思います。
 今期の履修を決めるまで、前期の時よりもはるかに時間がかかりました。まず、留学生のための授業は何があるか調べひとつずつ内容を把握して自分にできそうかどうか先生のオフィスに直接行って話を聞いたりしました。また、週にいくつかのグループに分かれて授業が行われているので、他の授業と被らないかの確認も念入りにしました。この3つの授業をとると決めるまで他にもバスク語のクラスや美術のクラス、法律のクラスなどいろいろな授業を試しに受けたりしました。実際に授業を受けてみることと先生に授業の内容や学期末試験などの話を聞くことはとても大事だと思いました。

 第2セメスターの目標はもっとたくさんの友達を作ることです。この1ヶ月間のたくさんの出来事と出会いについて書いていきます。
 始まってすぐに、3人のメキシコ人の女の子と仲良くなりました。もともと1人が河野美咲さんの家に1週間だけ住んでいたこともあり、その子たちとよく会うようになりました。その子たちの家でカラオケや誕生日パーティーをしました。スペイン語をとても速く話すのでいい練習にもなり、教えてくれたりもします。新しい家では、中国人2人と住み始めたことで、2月の旧正月には、たくさんの中国人が家に来て一緒に新年のお祝いをしました。引っ越しをしてなかったら、誘われていなかったかもしれないし、新しい友達もできなかったかもしれません。別の日には、ルームメイトの先輩の友達に日本が大好きなスペイン人の友達がいるらしく、みんなで夕食を食べようと招待されました。ルームメイト2人と中国人の先輩、その先輩のエクアドル人の彼氏、スペイン人2人と夕食を食べました。日本が大好きなスペイン人は、1人は男性で、漫画やアニメ、食べ物、文化、人、日本の全てが好きで実際に日本語を語学学校で習っているらしいです。その中でも漫画の「ナルト」が特に好きで、私も全巻持っているくらい好きなので、とても喜んでいました。家にも柴犬が2匹いて、もちろん日本の名前でした。私はその人と別の日にもカフェに行ったりして日本語とスペイン語をお互いに教えあっています。友達いわくゲイらしく、男性の恋人もいるそうです。さすがスペインというところなので話を聞きたいのですが、なかなか踏み込めません。いつか聞けたらいいなと思っています。ある日、図書館で勉強していると、隣の人に突然日本語で話しかけられたことがありました。その子は自分で日本語の勉強をしていて、なんと3年前に留学していた県大生と友達だったのです。日本語が上手で一緒に散歩したりして、お互い母国語じゃない言語を話していました。その子にその日本語を勉強しているゲイのスペイン人の話をすると、ゲイはスペインでは普通だと言い、恋人がいることも驚いていませんでした。その反応に私は驚きました。1週間に2人も日本語を話せるスペイン人に会って、こんな機会はなかなかないし、この出会いを大切にしなければいけないなと思いました。
 3月の初めには、留学生団体(AEP)がトレド・マドリード旅行を企画してくれ、2泊3日で参加しました。私のルームメイトはクリスマスホリデイにマドリードを観光していて、自分たちはもっと費用が高かったと言っていました。自由時間もたくさんあり、楽しめました。一昨日、各国の料理を作って来てみんなで食べるInternational dinnerをAEPが企画してくれました。日本人3人で日本食を作って参加しました。日本食はとても人気があり、4月には日本のプレゼンテーションをみんなの前でするのでその時はもっとたくさん作らなければと思いました。前期には参加していなかったのですが、今期は生活に慣れていたこともあり、またたくさんの人と話すことができ、参加してよかったです。みんなが食べ終わる頃、会場はクラブ化し、みんな踊ったりおしゃべりしたりしました。その時、前にかくし芸大会でダンスを気に入ってくれた人たちが好きな曲をかけて、ダンスをしてくれと言い、そんないきなり踊ったことなかったのですが、踊りました。たくさんの人に囲まれて盛り上がってくれて、本当に嬉しかったです。また友達が増えました。
 私は初対面の人に対する人見知りが激しいので、英語やスペイン語で友達を作ろうと思ってもなかなか会話が続きません。でもクラブやダンスでなら、会話しなくてもいいので自然と仲良くなれます。前期でもダンスか日本の話、特に漫画やアニメのことで話しかけられることが多く、私は「ナルト」が好きだというとみんな喜んでくれるので「ナルト」が好きでよかったとここに来て感じます。今期は、自分から積極的にイベントに参加し1人でも多くの人と話し、自分の取り柄を生かしていけたらいいなと思います。留学が決まっている人は、外国の人に有名な日本の何かを知っておくと役に立つかもしれないです。特に料理とかは「作ってあげるよ」と言うとみんな「食べたい」と言うので、料理は作れた方がいいかもしれません。私は全くだったのですが、引っ越してからしっかり料理をするようになって、いろんな人に「日本食作るよ」と言えるようになりました。何か取り柄や知識、興味があることは留学生活において重要だと思います。授業でも何が好きか聞かれたりすることがあるので、どんな質問でも答えを持っていたらいいと思います。
 長くなりましたが、第2セメスターが1ヶ月終わって、いいスタートを切れたのではないかと思います。留学生活も残り3ヶ月、3月は旅行が盛りだくさんですが、中間テスト、5月にはスペイン語検定(DELE)、期末テスト、まだまだ完璧ではないスペイン語ももっと上手くなるように、聞き取れるようにさらに意識を高めていきたいと思います。


2月最後の突然の大寒波。休講になりました

ZUMBAのクラス

3人のメキシコ人とよく一緒にいます

International dinner 日本食

中国人たちと旧正月のお祝いをしました

日本語とスペイン語を教えあっています

トレド・マドリード旅行 in Toledo