ラップランド大学(2017年度交換留学生)文化創造学科3年 川口千穂<3号 2018年1~2月>


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 冬休みも終わり、春学期も半分が終わりました。フィンランド語、北極圏のアートとデザイン、ドローイング、フィンランドのオーディオビジュアル、グラフィック、テキスタイル、インダストリアル、ファッションデザインなどについて第3ピリオドでは学びました。
 フィンランドの言語を学ぶ授業は、レベルが1~4まであり、3を終えたところです。ずっと同じ先生に見てもらっていて、本当に楽しいです。フィンランド語は、日本人にとって発音はしやすいと思います。ただ、活用が沢山ありややこしく、苦戦しています。しかし、ここまでくると、クラスも少人数になり、みんな顔見知りなので、発言もしやすいです。次のレベル4も楽しみですが、次で最後だと考えると本当に寂しく、先生の最後の授業を大事に受けようと思います。
 ドローイングの授業は、自分が一歩成長できた大好きな授業でした。この授業では、私が初めてフィンランドで受けた授業と同じ担当の先生が見てくれたのですが、先生の授業が終わって今とても寂しいです。この授業は、大きな紙で練習するのが基本です。画材は、木炭を中心に、クレヨン、墨、ドローイングペンを使いました。画材は全て用意してくれています。絵の対象は、人物と空間です。ヌードデッサンの練習を沢山しました。朝から夕方までと長い授業なので、1日しっかり使って絵の練習をすることができます。午前中にはスピードドローイングとデッサンをし、ランチブレイクを挟んでデッサンを続けます。モデルがいてくれるため、毎回違うポーズを練習することができます。なので、人間の体がどうできているのかじっくり時間をかけて考えながら練習することができる良い機会でした。少人数のクラスだったので、先生からの個人指導も受けられます。他の人と描き方が違っても、決して否定せず、自分で修正すべき箇所に気付けるようなアドバイスをくれます。留学生が私を含めた2人だけで他は皆フィンランド人だったのですが、先生も他の学生も適宜英語で助けてくれ、とても居心地の良い楽しい授業でした。最後の授業では、これまで授業内で描いてきた作品の簡単なプレゼンテーションをしました。他の人に自分の成果を見てもらい、意見をもらいました。また、自分も他の人の描き方が見れて良かったです。
 「Finnish Design」は、苦労した授業でした。週に1、2回程クラスがあり、毎回の授業でプレゼンテーションがあります。グループワークなので、授業外でもグループメンバーと沢山ミーティングをしました。オーディオビジュアルデザイン、グラフィックデザイン、テキスタイルデザイン、インダストリアルデザイン、クロージングデザインの5つのデザインを勉強しました。自分の専攻している分野とは異なる分野のプレゼンテーションも行うため、沢山調べ物をしました。知らなかったデザイナーやデザインの知識は増えました。


 そして今は、第3ピリオドが終わり、休暇の真っ最中です。去年の秋にもお世話になった友達の故郷にお邪魔しました。スノーモービルに乗ったり、アイスフィッシングをしたり、クロスカントリーの小さな大会に参加したりと、フィンランドのウィンタースポーツやアウトドアをフィンランド人と一緒に体験して、本当に夢のような時間でした。11月、12月の暗かった冬とはまた違って、よく晴れて、お日様と雪がキラキラの本当に夢みたいな景色の中で1週間ほど過ごしました。人口が200人程度の小さな村で、皆が優しく歓迎してくれました。村全体が家族のようで、一緒にコーヒーを飲みながら話をしたり、ラップランドのスイーツを作ってくれたり、本当に幸せです。夜はサウナに入って、雪にダイブしたり、ベリーと一緒にアイスを食べたり、皆で映画を観たりと、本当のホリデイでした。報告書を書くたびに、時の流れの早さを実感し、ここで過ごした時間を思い返します。大好きな友達も、先生も、皆と過ごした時間も思い出も、その中にあった景色も全てが愛おしいです。残り少ないフィンランドでの学びも、遊びも、生活も、全力で取り組みます。