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「欧米を知る公開レクチャー」第2弾

6月18日Y-ACTにて、「欧米を知る公開レクチャー」第二弾を行いました。
(お昼時間には同じ内容でレクチャーforランチを桜翔館1Fにて行いました。)
 

このレクチャーは、学生が欧米での留学を考えるきっかけを目的として開催したもので、全4回シリーズの第2弾はカナダについてです。

講師は、森敏明氏。



商社マンのOB,OGからなるNPO法人ABIC(特定非営利活動法人 国際社会貢献センター)より派遣された講師です。

今回は海外留学を考えている学生のために、会社人から見た留学・カナダの生活・文化について講義をしていただきました。

森氏は富士フィルム株式会社出身で、ドイツに9年間駐在し、その後一時日本に帰国。それからカナダに3年、アメリカに1年、ベルギーに3年駐在された経験があります。

企業から見た留学について、国際体験を通じた国際理解・知識の拡大、語学力の向上など学生が能力や可能性を広げ、留学を通じ国境を越えた幅広い人的ネットワークの形成を作ることが期待されているとのことです。

企業の面接の際よくあるのが、「私はこの国に留学しました」とアピールする学生。学生の視点からすると、留学しただけでグローバル人材になった気がしているらしいのですが、企業としてはただ単に留学しただけでは何のメリットもないとのこと。大切なのは、留学して何をしたか、失敗してもいいから、どんな経験をして、何を学んで来たかが大切なのだそうです。

さて、カナダを語るキーワードは、
① 豊かな大地
② 寒い気候
③ 移民国家 → 多民族 → 多宗教 → 多彩な食文化


54%が森林で、意外と夏は暑く、紫外線も強いとのことです。
冬はマイナス20度を覚悟しなければならず、本当に寒いそうです!




 

欧州系白人が多く、イギリス系、フランス系が人口の半数を占めるとのこと。

主要産業は、エネルギー関連産業。

主要娯楽は、音楽、スポーツ、アイスホッケー、野球、バスケ、カナディアンフットボール、サッカー。Canadian IdolというTV番組が人気だそうです。なんだか見てみたいですよね!

地名の多くは原住民の地名、もしくは、入植者たちの故郷の地名らしいです。
例:London, Paris, Melbourne, 等。
Parisに行ってくるね、と言ってもそれはカナダの中にあるParis。
なんだか面白いですね(笑)。
 

さて、カナダのお隣の米国との関係についてですが、潜在的コンプレックスのジレンマがあり、米国一国に依存する形を変えていっているそうです。

しかしながら、カナダはアメリカ人の好む国。
アメリカはカナダの国際的役割を評価しているとのこと。
少し難しい話になりますが、カナダの反米感情は、アメリカの文化的優位性とカナダ文化の独自性が薄れるという恐怖感からきているらしいです。
 

カナダを理解する上で大切なのが、「移民法」
カナダには移民排斥を目指す制度はありませんが、現実問題、事実としてはあるそうです。
実際に住んで生活してみないと分からないかもしれません。奥が深いですね。

ここで、カナダ留学のメリットについてお話をいただきました。
・なまりのないきれいな英語が身に付く。
・モントリオールではフランス語も学べる。
・治安がよい。
・マルチカルチャー。
・医療費が安い。
・インターンシップ制度が活発。
・世界一流のアイスホッケーが見られる。(コンサート、オペラ、ミュージカルも)
・物価が安い。
・共同意識が高い。
などなど・・・・。




また、カナダ、イギリス、フランス、ドイツ、ノルウェー、スペイン、日本のWLF(work life balance)の紹介があり、やはり日本人は働きすぎのようです。
 

次に日々の生活についての注意点を挙げられました。
・異文化混在を認識すること。
・他人の意見を聞くこと。
・ファーストネームで呼び合うこと。
・レディース・ファーストを守ること。
・自分の自己主張は必須。May I disagree? (反対意見を述べてもいいですか?)
 ちなみに、90%の日常会話を理解するのに必要な語彙は、
 フランス語 2,000語彙
 英語 3,000語彙
 ドイツ語 5,000語彙
 日本語 10,000語彙
だそうです。話が少しそれますが、やはり日本語は難しいのですね。
授業を聞いていたシャルコフ教授に、「やはり日本語は難しいですか?」と森氏から質問がありました。シャルコフ教授は「そのとおりです!」と答えました。


してはいけないこと、注意すべきことで印象に残ったのが、
・例えばクリスマス等のお祭り時には、「Merry Christmas」ではなく、「Happy Holiday」
 がおススメ。(多宗教文化のため)
・恋愛は相手の人種・宗教をよく理解してから。
・Thank you. (メルシー)プラス笑顔を忘れずに。
・チップはケチらないように。
・アイスホッケーを楽しもう(個人的に欠かせない話題だそうです(笑))



・ワーキングホリデイと留学は似て非なるもの。

以上、90分たっぷりとカナダについて講義をして頂きました。
この講義をきっかけに、学生たちはカナダについての理解が深まったのではないでしょうか。

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