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異文化ファッションデザインワークショップ with 大田舞さん

日時:7月19日(金) 12:00~13:30
場所: 山口県立大学 Y-ACT (D24)
 
フィンランド発の世界的ブランド「マリメッコ」のファッションデザイナーとして活躍する大田舞さんをお迎えし、「異文化ファッションデザインワークショップ」を開催し、学内外から多くの方に参加して頂きました。
 
大田さんはまず最初に、山口県立大学在学中に手がけたデザインや、フィンランドの大学院で行った様々なプロジェクトについて説明され、今までの様々な経験が現在、マリメッコでファッションデザインを担当する上で、どのように役立っているかについてお話しされました。

大田氏

次に、マリメッコで初めて手掛けたハンドバッグのデザイン(後に定番アイテムとなった)や、マリメッコの今年の春夏と秋冬のファッションコレクションの中で、ご自身が担当されたアイテムについて、発想のもととなったアイデアや、セールスという観点からのポイントなどについて説明されました。また実際に、ワンピースドレスや靴下をサンプルとして見せてくださいました。

実際のサンプル
 
異文化という視点から、フィンランドでマリメッコを展開していく上で、フィンランド人の肌の色に合いにくい色の洋服は避ける、また、同じデザインでも派手な色よりも地味な色の洋服が売れることもあれば、それとは逆により派手な色の洋服が売れる場合もあり、同じデザインでも色合いの揃え方によって、売れ方が変わってくるという興味深い実例を挙げました。

また、フィンランドと日本で共通している一例として、七分丈のトップスが好まれる傾向があり、理由としては、年輩のフィンランド人女性の中には、肘をかくしたがる方がおり、日本人の場合は、重ね着や日焼け防止のため、七分丈が好まれるとのこと。日本人でも肌のトーンが個人によって違うので、「フィンランド人」「日本人」という枠を超えて、自分に最も合うファッションを探求する必要があるとのことです。
 


次に、学生から「アフリカンファッション」についてのプレゼンテーションがあり、大田さんよりプロのデザイナーとしてのご意見を伺いました。

学生のプレゼンテーション

まず、アフリカンファッションウィークが、今年の夏、ロンドン、ニューヨーク、トロントという世界の大都市で開催されるにあたり、日本のバイヤーはアフリカンファッションに注目をしていると察しますが、ただ単に、「素敵」「かわいい」という印象だけでは無理があり、「大衆向けに売る」という視点から考えると、派手な色合いのファッションは本当に日本の市場に紹介できるのだろうかという課題を提示されました。

また、人種による体型の違いについても言及され、八頭身体型のファッションモデルが着ると素敵に見えるドレスを、普通の体型の人が着る場合でも素敵に見えるようにするデザインの工夫について話されました。
 
セミナーの後も、大田さんは現役学生と歓談しながら、学生一人一人に対し、メッセージやイラストを携帯電話のケースやノートブックに書いて(描いて)下さり、「世界で活躍する憧れの大先輩」に直接触れる機会を通し、学生は大変に感動、感銘をした様子でした。

学生からは、「今度はいつ県大に戻ってこられますか?」「どうやったら、大田さんのように海外で仕事ができるようになれますか?」などの質問が寄せられ、今後も、グローバル人材育成推進事業を通し、大田さんと本学の学生が定期的に交流を持てるような教育の機会を提供していきたいと思います。
 

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