「ママかんフリーカフェ」を開催しました

 11月15日(火)、今年度の第6回目の「ママかんフリーカフェ」を開催しました。
 自閉症児を育てるママの会<ママかん>は平成15年8月に発足し、ママたちの出会いと学びの場やボランティア育成の活動を行っています。平成21年度からは、大学施設を利用して定期的にカフェを運営し、ママたちの出会いと交流の場として地域に定着してきました。子どもの年齢や性別、障害の種別、診断の有無に関係なく利用でき、本学の学生が託児を担当しています。

 参加者は0歳からすでに成人されたお子さまを持つママまでと幅広く、今回も同世代の子どもを持つママ同士の交流だけでなく、先輩ママから助言をもらったり、子どものことだけでなくママ本人についての不安や悩みを相談したりと、心の支えとなる時間を過ごしていただきました。

 会の最後には、参加者の「一言タイム」があります。
「話の内容がスムーズに理解してもらえて、嬉しかったです。」
「気持ちが楽になり、また明日から頑張れそうです。」
などの声が聞かれ、ママ同士の交流を通して、少し心が軽やかになった様子でした。

 また今回は、宇部市常盤公園のカフェで勤務しながらウォーターアートアーティストとして活動している玄太さんが、音楽にあわせて「Water Art」を披露してくださいました。彼はADHD当事者であり、お母さまはこの会に長く参加されています。
 現在は県内外でも活躍されており、「ウォーターアートで皆さんに喜んでもらえることが嬉しい。」とおっしゃっていました。

 玄太さんのパフォーマンスを観た参加者からは「子どもに得意なものを見つけてあげたい」という声も聞かれ、玄太さんの活躍にパワーをもらえたようです。