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やまぐち事業化支援・連携コーディネート会議「シーズ発表会」を開催しました

 9月26日(土)、県内の研究機関(大学、高専、公設試ほか)が技術・研究成果(シーズ)を地域企業に紹介する「シーズ発表会」を本学にて開催しました。

 今回の発表会は「『人間中心』アプローチが生み出す地域イノベーション」をテーマとし、地域企業に対してユーザー・顧客側への視点に着目する価値や、研究機関との連携・支援のイメージを伝えることを目指して、基調講演・事例紹介とポスター発表・作品展示を行いました。

 はじめに、本学国際文化学部の水谷由美子教授が基調講演「共創-サービスデザイン・プロトタイピングシステムを活用した事例研究-」を行いました。


 「サービスデザイン」では、サービスの「利用者」を中心として様々な立場のステークホルダーが共同で課題を抽出し、問題解決のためのプロトタイピング(試作)を繰り返します。また、その過程でデザイン思考を導入することにより、モノづくりや公共サービス等のイノベーションを生み出します。
 先行研究が進んでいるフィンランドのラップランド大学では、視覚装置によりサービスが行われる空間を再現し、使用状況のチェックや検証を行うことでプロトタイピングを行っています。


 これを参考に本学でも「サービスデザイン・プロトタイピングシステム(SPS)」を開発し、実際にナースウェアのデザインや湯田温泉の街歩き着の開発を行った例などを紹介しました。

 次に、山口大学大学研究推進機構URAの長田和美氏が「人の『感じ方』を可視化する~企業と大学の取組み事例紹介~」と題して、感性に注目した商品開発の事例を紹介しました。


 ひのきの皮を使った「桧皮葺(ひわだぶき)」という日本古来の屋根技術工法を応用した商品開発を目指して、桧皮の持つ「抗菌作用」や「人の心理」に与える影響を検証し、科学的な再評価に結びつけている例などを紹介しました。

   また、山口県産業技術センター企業支援部専門研究員の本田晃浩氏からは「デザインシンキングによる商品企画手法の企業導入」として、開発段階にある製品の開発プロセスについて紹介がありました。


 会社の元々持っている強みの把握や、部署を超えて社員が参加するワークショップにより意見を広く集めることなど、「売れる商品」を作るための具体的手法を説明しました。

 その後、会場を移して、各研究機関からの発表者19名によるポスター発表を行いました。ここでは企業との共同研究により実際に開発した作品やSPSの視覚装置等も展示しました。総勢78名の参加者が一堂に会し、閉会時間ぎりぎりまで活発な情報交換が行われました。

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